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【レビュー】思い出の戦闘機と1年越しの再会/ファインモールド F104Jのファーストインプレッション!

 初めて戦闘機のプラモを組み立てた時のことはピンポイントで特定できます。2024年の11月1日。大学祭で実施するプラモ展示会の準備を終えた帰り道に、新宿西口のヨドバシカメラでハセガワのF-104を購入しました。購入した理由といえば、単に展示作品の中に戦闘機の模型が少なく、賑やかしにジェット機を1日で組み立てて飾ろうと思ったからです。銀色のボディと安価なところに惹かれ、全く知識のない状態で購入したF-104ですが、作ってみると驚くほど形がカッコいい。「F-104はカッコいい」という事が全く知識のない自分に刷り込まれ、それ以来「いつか全塗装した最高のF-104を作ろう」と思い続けてきました。

 このような思い入れから満を持して購入したファインモールドの最新作、1/72のF-104Jですが、試しにパーツを切り出して合わせてみるとびっくり。単に左右にスパンと分割するのではなく、パネルラインに沿って分割された細いパーツを加えることで、合わせ目が目立ちづらくなっています。飛行機模型といえば左右の分割ラインがどうしても出てしまうイメージだったので、これは驚きです。

 パーツ単体でテンションが上ったのが、下の写真に写った「ニョロニョロ」のたくさん彫刻された部品。説明書によると飛行機の主脚が格納されている部分(を這い回るたくさんの配管)です。完成すると見えづらい箇所ですが、「私はいま精密な模型を作っているぞ!」という実感を与えてくれます。

 もうひとつ嬉しかったのが計器盤のパーツ。彫刻の有無で2パターンのパーツを選択する方式になっています。彫刻がされた計器盤のパーツは、付属しているメーター類のデカールをそのまま貼るのが難しいこともしばしば。精密感では彫刻アリのパーツに軍配が上がりますが、彫刻のないツルツルなパーツはデカールを貼りやすくお手軽。コックピットを作り込む気分ではない時の選択肢がちゃんと用意されているのが本当に嬉しい。

 2025年の末に発売されたファインモールドのF-104J。決して超イージーなプラモデルではありませんが、各所に細やかな配慮がなされており、「ひとつひとつパーツを貼って塗装していけば確実に完成する」という実感が湧いてきます。ボディを銀ピカに塗装するのがとても楽しみですし、皆さんもぜひ組み立てて、そして塗ってください!

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