

新年最初のプラモは何にしよう。と正月休みに積みあがったプラモの棚を眺めて悩んで決めました。
マックスファクトリーのPLAMAX 式波・アスカ・ラングレーに致いたしましょう。今年で『新世紀エヴァンゲリオン』も放映30周年の記念すべき年ですからね。30年たったとか噓でしょ。あの頃シンジ君より年下だった僕も気が付けばほぼ碇ゲンドウの年。ニアゲンですよ。あの頃から薄れぬアスカへの思いを胸に作ってみることとしましょう。誰派か、という話は当時より血で血を洗う結果になりますのでよそに置いておきましょう。
このアスカは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』に登場した、テストスーツのアスカ。時間にして5分にも満たない登場時間で強いインパクトを与えてくれましたね。凄いデザインだ。見えすぎじゃない?というアスカの一言が劇場で見ている皆の気持ちを代弁してくれていましたね。

さて、こういういわゆる美少女プラモを組み立てるときに思うのは塗装しないといまいちだし、だったら完成品フィギュア買えばいいんじゃない?とささやいてくる心の中の自分の声。
このキットを全部塗るとしてどこが難しいかなと考えてみましょう。まずは当然顔、というか目ですよね。次は見せすぎなお腹と背中と腕。透けている表現を上手くやらないと難しいし、ここがテストスーツの肝とも言えます。お腹周りのスーツも地味に細い線が多くて難易度が高そう。更に残るは各地に光る蛍光グリーン。綺麗に発色させるのが難しそうな色です。なんて難易度の高そうなキットなんだ。できっこないよ。

でも安心してください。ここのポイント全部もう塗ってくれてあります。何だよこれ、おかしいよ。透けるような服の塗装も、アクセントのグリーンももうしっかり塗装されている。バーツで色分けとかではなくしっかりと塗装がされている。これはもう全塗装したといっていいのでは?

気楽な気持ちで組んで行きましょう。だってもう全塗装になると約束されたようなものです。大量のパーツで作られる髪と少ないパーツの体、色分けのために細かく分けられている胴体とメリハリのつく組み応えでさっくり完成。

さて、このままでも全塗装したようなものなのですけれど、難しいところはやってくれていますから、残ったところにちょっと手を入れてみようって気にもなりますね。パーツ分けが上手いのでちょっとダボを切ったりしてはめ込めるようにして、こんな感じに分解。

髪をグラデーションかけてもいいでしょう、服も濃淡つけて塗ってもいいかもしれません。マスキングもそんなに難しくはなさそうです。顔にチークを入れたりしてもいいですね。もちろんめんどくさくなってトップコートでツヤだけ整えて終わりにしたって大丈夫。マラソンで言えば、キットの手助けで完走の補償はあるので、あとはタイムをどこまで攻めるか自分で決めるだけ。
造形がいいとか色分けが豊富とか、そういう素晴らしさは大前提に「塗装までやっておきました」とお出しいただけるのはとてもありがたいですね。ポカポカする。