

>SWS 1/48 F-4C ファントムII ワイルドウィーゼルIV 8,910円
ジェット機のブームが来た結果、目的のF-15だけでなくF-4もちょこちょこ作るようになってきた。じつはボークスのF-4はE後期とG型で2回作っていて、その作りやすさと機体チョイスの渋さに唸っていた。とくにG型はワイルドウィーゼル(ワイルドウィーゼルについては後述します)という対地、対レーダー任務を持った特別な機体で、F-16CやEA-18Gも装備した対レーダーミサイルAGM-88のHARMを装備したF-4Gの凄みと迷彩はめちゃくちゃ楽しい体験だった。


で、いま出たワイルドウィーゼルの先代がこのF-4C。ワイルドウィーゼル機が担当する対レーダー任務というのは、先陣を切って敵の対空兵器を探し、相手の目となるレーダー、攻撃をしてくるミサイル発射機、そして対空兵器を駆逐する。ほとんどの状況が敵の攻撃に身を晒す、なんならレーダー波を向けられミサイルを撃たれながら反撃で相手を倒すという危険極まりないミッションになる。

そのワイルドウィーゼル機固有のカスタムをするために、今回は組みやすいキットをカットして継ぎ足すという危険なミッションがある。このPランナーの桁を、足すのだ。うーんワイルド。

でも説明書がとても丁寧にカットラインを説明してくれるのでちょっとワクワクしないか。さすがに初めてのF-4でこれをやれというには大変だけど、F-4大好きなベテランなら絶対に楽しい作業でしょう。

これがワイルドウィーゼル対レーダーの切り札、シュライク。スパローの弾とほとんど同サイズで、おかげでF-4の翼下パイロンで運用できるようになった。ただF-4Cワイルドウィーゼル先代のF-105GはもっとデカくてつよいAGM-78を装備していたので、そのパンチ力の違いに不満があった様子。そうはいってもAGM-45シュライクは並行して使用され、AGM-88ハームへ任務をしっかり繋いだのだった。というか、1/48でシュライクを真面目にプラスチックパーツにしたの、これがほぼ初なのでは……?

ボークスのSWSシリーズはエンジン再現が必ずしてあって、外からほぼ見えなくなるF-4シリーズでもそこは通底している。J79エンジンはF-4だけでなく多くの航空機で使われて、F-104Jなんてあの筒後半はほぼこれって考えるとけっこう面白く食べられるパーツじゃないかなって。

ボークスのF-4は歴代サイドワインダー(対空ミサイル)の良いパーツが揃っていて、今回Cのワイルドウィーゼルで使うサイドワインダーはこのあたり。翼のカタチが形式によって違うので、判別ポイントであり面白いところ。

ラダーのためにこのランナーが入っていて、そこには歴代サイドワインダーがたっぷり。同じく対空ミサイルのスパローも入っているけど、どちらかといえば後半に使うタイプ。ほかの1/48ジェット機に使ってもよしの(ほぼ)ボーナスパーツ。

デカールは今回3タイプから選択可能。そもそもワイルドウィーゼルIV、F-4C自体がレアな機種だけど、戦場がアジアだっただけに日本とも多少の縁があり、嘉手納に駐留した機体がマーキングから選ばれている。そしてもうひとつはSP、ドイツのシュパンダーレム基地の機体。既発売のワイルドウィーゼルV、F-4Gのマーキングがこれなので、並べて歴史を感じるならこれ。カルトグラフ製デカールなので、発色や貼りやすさ抜群。

このあと私はこのC型ワイルドウィーゼル特有部分の改造に挑むことになるけれども、これがけっこうワクワクしている。SWSのF-4も2回作ったし、F-4自体もまだまだだけどチョットダケわかってきた(しかしショートノーズは初だ!)。そんな自分にはちょうどよい腕試しになるはずだ。F-4大好きな先輩も、このレアでその後につながるF-4Cを、自分の実力を確かめながら作るのは絶対楽しいはず。ぜひボークスSWSのF-4C、ワイルドウィーゼルIVで経験していこうじゃないですか(最初にSWSのF-4やるならG型のワイルドウィーゼルVが個人的にオススメですよ)。
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