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プラモデルの生命線に「ウルトラマンの優しき立ち姿」を見る!/PLAMAXシン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース レビュー!

 庵野秀明氏の参加した、「シン・」のついた4作品が会社の枠を越えてコラボしたプロジェクトのメインビジュアルのプラモデル、マックスファクトリーの『シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース。まずは仮面ライダーだけ組んで驚き、今日はウルトラマンを組み立てます。

 ウルトラマンも仮面ライダーと同じく1枚のランナー。メタリック調の粒子ですが非常に細かくパール感があります。薄いプラの透け感と合わさって大変に神秘的です。シン・ウルトラマンはウルトラマンの宇宙人としての神秘的、謎めいた姿も存分に楽しめた作品でした。この整形色は大変に雰囲気にあっているチョイスですね。

 ウルトラマンも本キットの仮面ライダー同様わずか11パーツ構成。とくに素晴らしいところはこの手の2パーツでしょうか。力を入れるでも抜くでもない、この手を開いた構え。これこそがウルトラマンの立ち姿でしょうが、その手を表現するために分割をしています。親指を自然な造形にするため、親指の付け根、手相でいうところの生命線で分割しています。

 「手は口ほどにものを言う」などと、昔接客業をしていた時に教わったことを思い出します。何かを提供するとき、席を指し示すとき、お金を受け取るとき、指の先までしっかりと意思を込めろ、それはきっと伝わるから……と言われてきました。ウルトラマンの指先5本にも同じく意思を感じる造形になっています。後のパーツもさっと合わせて完成。


 ウルトラマンの細く、長い、非人間的な造形と、モーションアクターを入れたことで現れた人間的な構え。このふたつが見事に融合した立ち姿です。その立ち姿を支えているのは、「相手を叩くために握っている拳の構え」ではなく、ふわりと開かれた両手の素晴らしい再現度と言っていいでしょう。


 ふたつで結構お腹いっぱいになってきましたが、ランナーで言うとまだ2枚。このプラモデルにはまだエヴァンゲリオンとゴジラも入っているのです……。次はランナーが3枚も使われているエヴァ初号機を組み立てていきましょう。そんじゃ、また。

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