

オレはいつからカッターマットの上でプラモデルを作っていたんだっけ。そしてそれはどうしてなんだっけ。冷静に考えてみれば机の上に刃を立てるような作業はデカール貼ったりマスキングテープを細切れにするときくらいのもんで、パーツを切り離したり塗装したりするのはいつも空中だ。うっかり接着剤や塗料をこぼすときれいなマス目の入ったカッターマットは汚れていくだけ……。結局、接着剤や塗料がこぼれたときに机が汚れなければいいのでは?

ここ3週間、模型部屋を徹底的に整理整頓している。床に積まれたもの、なんだかわからない箱、入っているんだかカラなんだかわからない瓶をひたすら仕分けして、捨てるもの、見えないところにストックするもの、まとめて収納しておくものに分ける。こういう仕事をしていると、机の上は最後にキレイになる。よし、カッターマットやめよう。フミテシの記事を思い出して、MDFボードを買うことにした。

ささくれや反りが気になるベニヤは少々高いが、木の繊維を固めたMDFボードは安い。ホームセンターで600mm×900mmの大きさが500円少々。これを33円払ってハーフサイズにカットしてもらうと600mm×450mmのMDFボードが2枚手に入る。いままで使っていたA2のカッターマットは2000円以上するから、300円弱で同じ大きさの木製マットが1枚手に入るなら安いものだ。

試しにいちばん力が入るエッチングカットの切断をMDFボードの上で直接やってみるけど、目立つ跡が残ったりはしない。なんならデカールやマスキングテープだって切れるだろうけど、そういう時はごく小さなカッターマットをMDFボードの上に敷けばいい。とにかく、マス目がないと机の上の圧迫感がない。写真を撮っても水平垂直に気を使わなくていいし(マス目が斜めになっているとどうしても気持ち悪いの)、なにより色味がベージュなので気持ちが穏やかになる。

450mmの奥行きがあれば、これくらいのフカンで普通にプラモデルの写真が撮れる。いつも模型を作るのに使っているデスクライトと、補助のライト(最近めっちゃ使っているNANLITEのPavoTubeⅡ6C)を手前にポンと置いて暗くなる場所を補えばこのとおり。わざわざ背景紙を用意して後ろを立ち上げたり大掛かりな照明をあっちこっちに立てなくてもOKだ。

汚れたら裏返せばいいし(1面150円と考えたらすごいコスパだ!)、割れば燃えないゴミとして捨てられる。なんならカットせずに机全体を覆うようなサイズを用意すれば図工の時間に使ったような工作机と同じ使い方ができる。天板を汚したくなければ、手荒に扱える取替式の天板を。プラモデルづくりにMDFボード、だいぶ調子いいです!みなさんも、ぜひ。