

僕はカッティングマットや模型製作に使用している木のお盆に塗料が付くのが嫌い……。特にカッティングマットに塗料が着くと一撃で見た目が悪くなるし、塗料を拭き取るとカッティングマットにプリントされたマス目も一緒に消えたりする。そうなると模型を作っている時、塗っている時に途中写真をパシャリと撮影したときも「ちょっと汚いな……」となって自分のテンションも下がる。そんなモヤモヤを解決してくれたのが100円ショップのセリアに売っていた「MDFボード(A3)」だ。硬くて、デカい。そして木質なので見た目も暖かい。これは俺の塗装ステーションにピッタリだと思えたのだ。

でかい木質の板というのが良い。MDFボードは細かく粉砕した木材等を板状に成形したもの。木を切って板材にしたものより見た目は劣るが、ぬくもりがあり、A3サイズが100円で買えるというコストパフォーマンスが魅力だ。木の板を製作台にしているアーティストの動画を見た時に、その木の板にはたくさんの塗料が付いていたのだけれど、むしろそれがすごくカッコよかった。カッティングマットに着いた塗料や傷とは全く異なる雰囲気を醸し出していた。つまり、木と塗料はとても良い関係を築けるのだ。

そして一番気に入っている点がコレ。硬い板に塗ることでよりパーツに塗った時のようなシミュレーションができる。さらに、繊維を固めて作られたMDFボードの表面がいい感じに筆の中の塗料や溶剤を吸ってくれるので、筆の中の塗料量の調整もできる。俺はタオルと併用することで、筆の中の塗料環境を調整している(タオルのほうがより余分な塗料を吸い取る。MDFボードはタオルより吸い取る力が弱いので塗料を若干多めにしたい時はこちらを活用する)。

1日の作業を終えて、スマホやコンデジでパシャリと撮影してもこのような雰囲気になってカッコいい。MDFボード上に塗料の付着が増えてくると、さらに味が出てきてカッコよくなるだろう。汚し放題で、使い込むほど雰囲気が出てくるMDFボード。まさに筆塗りステーションとしてとても良い材質だ。