

週末の模型ライフが楽しくなっちゃうプラモを、フミテシの独断と偏見でお届けする「花金プラモ」。今週はかつて航空自衛隊でも防空任務で活躍した「F-86D セイバードッグ」のプラモデルをご紹介します!

こちらの写真はアメリカ空軍博物館に展示されているセイバードッグ。このメタルな質感が超かっこいいですよね。心躍ります。このように「銀塗装」を楽しんでもよし、素組みでシルエットを楽しんでも良しなのが今回ご紹介する「ハセガワ 1/72 航空自衛隊 F-86D セイバードッグ」です。実機はアメリカの傑作ジェット戦闘機であるF-86セイバーの派生機という位置付けではありますが、ほぼ新規設計の機体で、高性能レーダーを装備した迎撃戦闘機です(当時のソ連空軍の長距離戦略爆撃機などに対抗する機体として開発)。

キットは1996年に発売。一時店頭から姿を消していましたが、2023年に加藤単駆郎氏によって描かれた新規パッケージで定番商品化を果たしました。
各モールドがくっきりとしていながらもシャープで外観もとてもかっこいいです。コクピットの組み付け位置などはちょっとファジーな部分がありますが、胴体や主翼の貼り合わせはぴたりといきます。

セイバードッグの特徴である機首のレドームは別パーツ。レードムの左側に配置されたパーツ、2.75“FFAR(Folding Fin Aircraft Rocket)マイティーマウスもセイバードッグの特徴です。これは大型のレーダーを搭載したことで、機関砲が排除されたことにより搭載された装備です。胴体下の引き込み式パッケージに納められました。

キットはそのまま組むと後ろにコテンと尻もちをついてしまいます。そこで機首の中に「5g」のオモリを入れるのを忘れないでください。こういうオモリは少し重めに入れておくとより安心できますよ。

デカールもたっぷり。共通で使用する物と5種の機体を再現できるマーキングが収録されています。

胴体の貼り合わせは全く問題なし! 手前にみえるコクピットの接着位置が少しガタつくので、微調整しながら良い位置を探してください。

2.75“FFAR(Folding Fin Aircraft Rocket)マイティーマウスの展開状態を再現する時は、お腹にパーツを直貼りします。塗装する場合は、本体塗装後に接着すると良いと思います。

クリアーのキャノピーは透明度が高く、精度もバッチリ。最後の最後でキャノピーが合わない! ということもありませんよ。


他に増槽が付属します。自分は2時間ほどで組み上がりました。メインノズル周辺に貼る「6個の小さな四角いパーツ」がいちばんの鬼門でした。本体に直貼りするので、接着軸などもありません。慎重に貼りましょう。僕は1個飛ばしてしまいましたが、小さい四角いパーツなので、パーツを切った時に出るゲートから良さげな形状を見つけて貼りました。
手頃なサイズでジェット機黎明期らしいかっこよさを味わせる「ハセガワ 1/72 航空自衛隊 F-86D セイバードッグ」で、ぜひギラギラな週末を楽しんでくださいね〜。