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俺は今猛烈に感動している!/MODEROIDで遂に叶った「キングスカッシャーの召喚」

 自分がロボットアニメを好きになったきっかけは、葦プロダクション制作の『NG騎士ラムネ&40』という番組だ。調べてみたら放送は1990年で自分が6歳のとき。テレビ放送を見始めたきっかけは忘れてしまったが、守護騎士と呼ばれる味方のロボットが抜群に格好よかったのは覚えている。チェスの駒をモチーフにしたデザインと必殺技のための変形という特徴がある守護騎士は、自分の幼い心をがっちりと掴んで離さない魅力を放っていた。

 そんな守護騎士の中から、主人公ラムネスが操るキングスカッシャーと、ライバル機であるクイーンサイダロンの二体が、MODEROIDからプラモデルとして発売されたのだ。テレビの放送から数えること34年。当時は買えなかったキングスカッシャーを、プラモデルという自分が一番好きな形で手に入れることができた。

 パッケージがまず気分を盛り上げてくれる。召喚シーンをイメージさせる背景とキングスカッシャー、変形した後の姿となるサムライオンの横顔がすごく格好いい。主役ロボットの登場シーンはロボットアニメで盛り上がる場面の1つなので、これから自分もキングスカッシャーを召喚するんだ!とワクワクさせてくれる箱絵だ。

 キットにはシールも含まれているが、一部のパーツは最初から塗装済み。しかも塗装済みなのはシールを上手く貼るのが難しい曲面のパーツなので、完成品はキレイに組み上がる。パーツの分割による色分けやシールを貼ることでの色分け、塗装済みパーツの用意と適材適所の組み立て方を採用する設計は、ユーザーにとても親切。最新のプラモデルに相応しい組み立てやすさだ。

 説明書に従って組み立てるなら、頭部、胴体、手脚をそれぞれ組み上げて最後に各部を接続することになっているが、「キングスカッシャーの姿を早くみたい。各部が揃うまで待つとかできない。」とでできた部品からどんどん接続させては「買って良かった!」を実感。じつは上半身のパーツを接続したあとで、脚部から接続しないと完成しないことがわかり一度バラしたが、思いのままに組み立てるのも面白いからヨシ!

 組み上がった姿は「今の時代に」欲しいと思っていたキングスカッシャー。放送当時のデザインの魅力が損なわれること無くアレンジされた2024年に格好いいと思える姿だ。しかも当時はよくわからなかった変形機構も、自分で組み立て変形させるプラモデルになると「そうだったのか!」の発見がある。後ろ脚の変形機構は新しくわかった点のひとつ。

 今回のプラモデル化で、好きなロボットへの理解が34年振りに深まるという稀な体験ができた。NG騎士ラムネ&40が好きな人は絶対に買うべき、最高のプラモデルなのだ。

いたふのプロフィール

いたふ

1984年生まれのエンジニア。プラモデルは家族が寝てから製作開始の社会人モデラー。

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