

塗ってぼかすだけで「それっぽい」かっこよさを思いっきり楽しめる時代。それを可能としているのが模型用マーカーです。日常生活で使っているペンと同じような描き心地で、模型を塗れます。そんなお話をお届けします。
メタリック塗装&メタリックなウェザリング表現が“ペンだけ“で楽しめちゃう最強マーカー「ミスターホビーマーカー メタリックセット」。このマーカーの登場により、ほぼ同じ仕様で発売されていた「ガンダムマーカー リアルタッチマーカーセット」と合わせることでさらに表現の幅が広がるようになりました。メタリックとソリッドな色の水性マーカーが揃ったのです。

今回の主役は「ぼかしペン」です。ミスターホビーマーカー、ガンダムマーカーリアルタッチマーカーどちらにもラインナップされていて、使い方も成分も同じです。色を塗った上からこのペンで擦ると塗料をぼかしたり消したりできます。これをうまく活用するとかっこいい汚し塗装をペンだけで楽しめちゃうんです。

こちらジェット戦闘機「F-4 ファントム」のお尻部分。実機はシルバーの金属肌に、焼けや汚れが入りまくってすごくかっこ良くなっている部分です。
金属塗料とソリッドな塗料が揃っているので、ペンでそれっぽく汚し表現ができます。この写真は左側からリアルタッチグレー1(青みの強いグレー)、中央・リアルタッチグレー3(ほぼ黒です)、右側・ミスターホビーマーカーの焼鉄色を塗りました。ソリッドな塗料とメタリックな塗料をぼかしペンでマリアージュさせていきます。

ぼかしペンを上から下に動かしていきます。ぼかしペンが塗料に触れるとじわじわ〜と塗料がボケていきます。このボケ感をあえてランダムに、ボケ感つよつよのまま汚したい面全体に広げていきます。

塗料が乾く前に綿棒で汚れの線だったり、余分についてしまった塗料を拭って調整。これだけで良いのです。すると……。

超お手軽にそれっぽい雰囲気になりました!! およそ10分。たったそれだけの時間で、金属色1色だったファントムのお尻に、汚れ表現を加えられたのです。塗ってぼかしの繰り返しは楽しくて病みつきになります。

ちなみにこちらがペンで塗る前の状態です。ミスターホビーマーカーとリアルタッチマーカーのコンビだけで迫力ある仕上がりになります。

汚しをした後に、銀が暗くなりすぎたかもと思ったら、再度ミスターホビーマーカーの銀をパネルごとにちょい塗りしてみます。すると銀の明暗差がでて、さらに色の情報量が増えます。メタリック塗装のリタッチがキャップを外すだけでスタートできる時代。最高です。

ぼかしペンは使い終わったら布の上にペン先を擦り付けて、ペン先の汚れを落としましょう。ティッシュとかでやると繊維が付いてきて、けばけばになるので注意です。
ミスターホビーマーカーとリアルタッチマーカーは一緒に揃えておくと良いことしかないです。ぜひこのマーカーで気軽にプラモの塗装を楽しんでください。あなたの週末が絶対に楽しくなりますよ!