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大ボリュームのツインテールパーツに心躍る!ガールズプラモの楽しさが詰まった「MODEROID 初音ミク GTプロジェクト レーシングミク 2022Ver.」

 初音ミクさんのプラモデルがほしい。たまに謎の衝動に突き動かされて、売り場をさまようことがあります。今日はジェット機の口だな、ぐらいの気持ちで棚に向かったりするわけです。で、この日は初音ミクさんのプラモデルが欲しかった。

 そこで出会ったのがこのレーシングミク2022Ver.です。発売したのはグッドスマイルカンパニー。レーシングミクはグッドスマイルレーシングがかれこれ15年近く毎年作り続けてきた初音ミクのモチーフのひとつで、毎回イラストレーターが変わり、フィギュアもリリースされる、曲やイラストレーターによって大いにイメージの変わる初音ミクさん界のなかでも、独特の立ち位置を占めています。これは2022年にneco氏によって描かれたレーシングミクで、宇宙服のようなジャケットに黒いスーツを着て、元気いっぱいフラッグを振る姿が可愛いデザインとなっています。neco氏といえば原案を担当したシンデュアリティのノワールなどがバンダイから女の子プラモとして発売されていますね。

 ランナーを見てみると、な、なんだこれは!? すごい水色の細いパーツがいっぱいです。初音ミクさんといえば、緑のツインテールが特徴ですが、それを再現するためのパーツが、立体感豊かにモリモリ入っているのです。

 このクリアーパーツってなんだ……って思ったのですが、パッケージを見返してみると、白いジャケットの前面下部がウインドウのように透明になっているんですね。

 サーキットと言えばフラッグですね。チェッカーフラッグもそうですが、応援の旗はたくさん見られます。躍動感と布の量感がバッチリです。

 フェイスパーツは印刷入りが1種類、あとは表情入りのパーツにデカールで再現するカタチになります。めっちゃシンプルですね。

 ツインテールの組み立ては、説明書を見ててもびっくりします。先に先端をクロスさせてから、ダボにはめるなんて、これをPC上で設計した人はモニタの平面でここまで見えていたのか……。

 髪の毛パーツを組み合わせて、まるで知恵の輪を組むようにすると、おお豊か……! これでツインデールの片側です。まだ反対側で冒険ができますね。

 イラストの躍動感を再現しました、というのは簡単なんですが、ここまでパーツを徹底してやっているのもすごいですよね。さらに我々が組めるように分割しないといけないわけで、その苦労は想像を絶しますね。

 ボディの構造自体はシンプルなので、髪を突破すればあっという間に完成します。パッケージよりはオトナな印象の、ミクさんが完成しました。

 デカールで別の表情も製作! ガールズプラモはやっぱ笑顔がいちばん! 口のなかも軽く塗ってあげて、ほほえみの表情ができましたよ。こうしてちょっとだけ手を動かすと、しっかり応えてくれます。レーシングミクはラウンドごとに応援イラストがちょくちょく追加されるんですが、そうした意匠もオプションとして用意されているのも面白いところ。旗の代わりにマイクヘッドがあって、これをつけるとまた印象がガラッと変わりますよね。シンプルななかにも遊びがあって味わい深い、そして手を動かすともっと楽しい。ガールズプラモの楽しさが詰まったミクさんでした。

けんたろうのプロフィール

けんたろう

各模型誌で笑顔を振りまくフォトジェニックライター。どんな模型もするする食べちゃうやんちゃなお兄さんで、工具&マテリアルにも詳しい。コメダ珈琲が大好き。

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