週末の模型ライフが楽しくなっちゃうプラモを、フミテシの独断と偏見でお届けする「花金プラモ」。今週は、新パッケージで定番商品化した「ハセガワ 1/72 スウェーデン空軍 J35F ドラケン」をご紹介します! 掌サイズに収まるサイズながら、満足度の高いかっこいい飛行機プラモですよ〜〜。
北欧・スウェーデンのサーブ社が開発した迎撃機。一度見たら忘れらない「ダブルデルタ翼」を採用した独特のシルエットが最高にかっこいい飛行機です。ハセガワからは1/72スケール、1/48スケールが発売されており、どちらも愛されている名作です。むしろ「1/72スケールって定番キットじゃなかったのか!」とハセガワからの定番化のアナウンスで気付かされたほどです。
有事の際には公道を利用して離着陸できるような性能があったり、コンパクトなサイズ&外翼部が簡単に取り外せる構造によって様々な場所に格納・隠蔽ができるなどなど、様々なユニークポイントを持っているのもドラケンの魅力です。プラモも、サイズやパーツ分割がコンパクト&シンプルで、週末に楽しむにもってこいの内容となっています。
胴体のお腹側のパーツがめちゃくちゃかっこいいです。グラマラスな膨らみに、美しく刻まれたパネルライン。キットは脚部を出した駐機状態、脚収納庫の蓋を閉じた飛行状態を選択で組めるので、お腹のディテールを完成後もより堪能したいなら、飛行状態で作るのがオススメです。
上の写真の状態には30分もあれば到達します。上下分割の胴体に、主翼を貼り付けたらドラケンの形状が一気にあなたの前に爆誕します。
ドラケン固有のスタイルを、サクッと組めるプラモデル。こういうプラモが定番化してくれたのはとっても嬉しいです。ドラケンは箱の絵に書かれているカラーリングの他に、ほぼシルバー一色のものもいるので、サクッと組んで銀のスプレーをブワッと吹いて、さらにカッコよくしちゃうのもあり!! ぜひこの週末、ハセガワのドラケンで素敵な時間を過ごしてください。それでは!!
1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)