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ウォークライのアイアンゴーレムは塗装してみると、筋肉×金属の硬さMAXのプラモデルだった

 サーフェイサーで真っ黒にして、そこにシルバーのスプレーをかけた瞬間に「かっけぇなこれ……」となりました。筋肉モリモリのアイアンゴーレム。彼らのことを最初は”筋肉のプラモデル”だと思っていました。ただ、シルバーに塗った瞬間に”金属のプラモデル”でもある可能性を感じました。
 そして楽しく身体や鎧を塗り進めていたら、それは確信に変わりました。なにせ、塗れば塗るほど下地のシルバーは覆い隠されてしまい、魅力が薄れていってしまったからです。

 薄れていった魅力を取り戻すのはカキンとした金属らしい硬質感だと信じ、ファレホのメタルカラーのカッパーを買ってきて、使ってみることにしました。
 これ、ボトルの中に攪拌球が入っているのでかなり親切。しかし、勢いよく降ったらボトルの中身がじわっとキャップのフチから出てきて、手が汚れたのでほどほどに振ると良いです。そんなちょっとしたクセを差し引いても有り余るほどの圧倒的な金属感に本当にびっくり。伸びも良く特に薄めずに筆でキレイに塗れましたし、魅力を取り戻しておつりが来るくらいに雰囲気も良くなりました。

 アイアンゴーレムの塗装は、筋肉のギュッと肉が詰まった硬さと、金属の無機質な硬さの違いを味わうことができる楽しい時間です。また、彼らは身体のところどころに金属のとげを埋め込んでいます。これ、塗ってみるとわかるんですが筆が届きにくい奥まった部分には存在しないんです。アイアンゴーレムの8人はどれも考えられてデザインされているなと最後の最後に感心することになりました。
 塗装をするということは、指差し確認をするように対象の質感やデザインの面白さをじっくりと見る楽しさがあると気づけたので、次の塗装も楽しめそうです。

クリスチのプロフィール

クリスチ

1987年生まれ。デザインやったり広報やったり、店長やったりして、今は普通のサラリーマン。革靴や時計など、細かく手の込んだモノが好き。部屋に模型がなんとなく飾ってある生活を日々楽しんでいます。
Re:11colorsというブログもやっています。

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