戦闘ロボの戦う姿……。戦闘ロボのキットの作成中、どうしても目に浮かぶかと思います。爆炎や弾丸を潜り抜け、油やススにまみれた勇姿……。そんなかっこよさを誰でもゲットできる塗料が、もはや汚しの大定番塗料「Mr.ウェザリングカラー」です。でもまだまだこの塗料の楽しさに気がついていない仲間も多いはず。好きなように塗って、拭くだけという、すごく手軽にプラモをカッコ良くできる塗料で、どんどん遊んでいきましょう!!
今回、使用するのはグランドブラウンとマルチブラック。油やススなどの表現にピッタリのカラーです。
Mr.ウェザリングカラーは、瓶の中で薄めの濃度で調合されています。よく中を攪拌して使用しましょう。薄い塗料をパーツに塗り広げて、それを拭き取った時の拭き残りとして、塗料が隅に残り、一気に消耗されたワイルドな雰囲気になるんですね!
ワンポイントとして、塗装したパーツにウェザリングカラーを塗ろうと思っているときは、どうしても汚し用の塗料で色が暗くなるので、最初から少し明るめに塗っておくと良いです。
ウェザリングカラーは、異なる色を混ぜることも可能です。こちらはグランドブラウンとマルチブラックを混ぜた、黒っぽい色を塗ってみました。ススがついたり、少し焦げ付いたような雰囲気になります
武器だけでなく最大の醍醐味は、ロボット本体への使用でしょう。ここは汚れそうだな〜、ここは敢えて綺麗めにしようなんて、考えながら「塗って拭く」を繰り返していると、面白すぎてあっという間に時間が過ぎてしまいます。まさに戦場を駆け抜けたような達成感を味わえるのです……!
汚れた表現は難しいイメージがあるかもしれませんが、ウェザリングカラーなら塗って拭くだけで、簡単にカッコいい汚れを表現できます。ぜひこの夏、Mr.ウェザリングカラーで汚しの成功体験をゲットしてください! とっても楽しいですよ。
1991年生まれ。模型やテニス、乗り物が好き!!