ペンと合体できる「Mr.タンク」(ナイスネーミング!!!)の中に、水性塗料の溶剤(水性ホビーカラーうすめ液やタミヤアクリル溶剤)や、Mr.ウェザリングカラー、水を入れることですぐに筆塗りが楽しめちゃう模型用水筆ペンが登場しました。文具メーカーの呉竹と模型塗料・工具を数多く手掛けるGSIクレオスのコラボレーション商品です。僕はそもそも水筆ペンというものに触れたことがなかったので、良い機会と思い今回触ってみました。僕の体験レビューをどうぞ!
ペンに合体しているタンク内に入れた水・溶剤を、タンクを押すことで筆に送り出せます。筆が潤った状態になるので、塗料を含ませればそのまま筆塗り可能! 色を薄めたい時も、タンクを押して水や溶剤を足せばすぐ調整できるので快適です。
このセットは、細筆と平筆のセット。個人的にはどちらもボリューミーな毛量だったので、基本塗装よりも汚しやぼかし塗装に向いているな〜と思いました。そこで汚しやぼかしのスペシャル塗料「Mr.ウェザリングカラー」とのコンビで使用してみました。Mr.タンクの中には「Mr.ウェザリングカラー専用うすめ液」を入れてみます!!
Mr.ウェザリングカラー専用うすめ液には特大と通常のサイズがあるのですが、通常のビンの口にタンクを挿入しようとしたら入りませんでした。悲しい!!! 特大の方の口には余裕で入るので安心してください(家にある特大のボトルが空っぽだったのよ……)。
タンクに溶剤や水を入れれば、使い切るまでは余計な準備の必要がなくなります。水筆ペンを取り出すだけで、溶剤と筆の準備ができてしまうのです。お手軽ですな〜。
水筆ペンに入れた溶剤や水は、長期間でなければタンクの中に入れて保存して置けます。その時はきちんとキャップだけはしてくださいね。またラッカー塗料やラッカー塗料用うすめ液のような強い溶剤だと、タンクや筆が著しくダメージを受けてしまうので、使うのはやめてください。
僕はウェザリングをやってみましたが、水性ホビーカラーやアクリジョン、ファレホやシタデルカラーなんかだとどのような結果が生まれるのか楽しみです。ぜひみなさんのレポートが読みたいので、この「タンク付き水筆ペン 2本セット<細筆・平筆>」のレビューをお待ちしていますよ〜〜!!! またね〜〜〜。