100円ショップに売っている吸水クロスで最高のウォーターパレットが爆誕します!!
高性能な水性塗料であるシタデルカラーやファレホはスイスイ筆塗りができ、塗った塗料もすぐ乾くので超便利。しかし! この速乾性によってパレットの上に移した塗料がすぐ固まるということがあります。これを緩和するのがウォーターパレット。水分を含ませた紙パレットのことで、この上に塗料を置いておくと、パレットの水分が塗料の潤いをキープしてくれます。専用のものも売っているのですが、近くの100円ショップのアイテムでも作れます。税込み330円で超快適なウォーターパレットができますのでご覧ください。
吸水クロスは薄いのにめちゃくちゃ水分を吸います。車の洗浄や、プールサイドでさっと体の水分をぬぐったりするのに使われています。絞ると水分を一気に排出して、すぐ乾きます。この性能によりウォーターパレットの水分タンクの役目と、使い終わった後に絞ればお片付けが終わってしまうという快適性があります。
薄いおかげで吸水クロスをセットするタッパーも浅くて平たいものでOK。僕は小さいパレットだと、すぐに塗料の渋滞を起こしてしまうので、大きくて浅いタッパーを使用しています。
ウォーターパレットの水タンクとしてよく使用されるのがスポンジ。しかしスポンジって高さがありますよね。だから結構水を使用しますし、深めの容器が必要になります。吸水クロスは薄いので、少量の水と浅い容器で全体が潤います。
見事な性能です。さらに吸水クロスの弾力性は、「パレット上で筆先を整える」のにもすごく良いです。スポンジだと表面のがさっとした感じで筆先を整えるのにちょっとイラっとしたのですが、吸水クロスの滑らかさと弾力によって筆先をきれいに整えることができます。
さらに番外編ですが、このシステムは、デカールにもぴったり。さっと水をくぐらせたデカールを吸水クロスの上に置いておけば、潤いを保つことができるので、大量のコーションマークなどを貼っていく時などにとっても便利です。
お片付けも簡単。まずは吸水クロスを絞って、次にタッパーに残った水をまたクロスで拭いて絞れば終わりです。タッパーも薄いのを使えるので、省スペースな場所にすっと差し込むことができます(僕は本棚に塗料ケースを差し込んでいて、その隣に収納しています。以下の塗料ケースは以下の記事を参照してね)。
水性塗料がとっても使いやすくなる吸水クロスウォーターパレット。超オススメなので、ぜひ皆さんも導入してください。それでは!!!
1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)