ガンプラの後ハメ加工後の恐怖ともおさらば!!「パーマネント マット バーニッシュ」

 僕は今、HGのガンダムエクシアを作っています。『機動戦士ガンダム00』を観直したらガンダムになってしまったので……。ガンダムエクシアは超人気ガンダムなので、様々なプラモが出ているし、どれも傑作。僕は放送当時のHGのエクシアのプラモが好きなので、これを俺のガンダムにセレクトしたっす。アニメを見て盛り上がって作るプラモはやっぱり楽しい!

▲ドシ! 関節の穴を「ハの字」にカットして、太モモを勘合で脱着できるようにしたぞ!

 最近のガンプラは塗装しやすいように全部バラバラにできるけど、このくらいの時期(2007年、俺が社会人になった年!!!)のガンプラは、合わせ目消し(パーツとパーツが合わさるところに接着剤を塗って、はみ出た接着剤を削ることでパーツの合わせ目を無くすテクニック)をしたりするとパーツを取り外せなくなってしまう構成がちらほらあります。上の写真のパーツは、モモの軸をヒザ関節の穴に通して挟み込む構造なので、太モモや股関節にできる合わせ目を消そうとして接着すると、パーツが取り外せません。後々塗装が大変になります。
 そんな時、上の写真のように軸穴を「ハの字」にカットすると、太モモの軸を上から差し込むことができて、取り外しが可能になります……しかし、これによって関節が緩くなってしまうことがあります。僕のエクシアは、見事にプラプラになってしまいました。

▲うわ~~~プラプラになっちまったよ~~。「後ハメ加工」なんてしなければよかった……
▲「あなたは……」「ヒザ、やっちゃたの? 私、パーマネント マット バーニッシュに任せなさい」

 どうしようかな~と悩んでいると、下の記事を思い出しました。仰け反るダブルオーライザーの関節を強化している記事です。そこで使用されていたのが「パーマネント マット バーニッシュ」。絵画やディオラマの仕上げに使用するつや消しニスなのですが、これで関節を強化できます。トイやガシガシガンプラを動かして遊ぶ人には、とても愛されている魔法の液体です。

▲塗料皿に出すとこんな風に白いのですが、乾燥すると透明になります
▲軸部分にニスを塗ります。平筆で表面に薄く塗るだけでOKです
▲完全に乾くとツヤが無くなります。ツヤが無くなるまで待ちましょう

 液体を平筆や綿棒で塗ってあげるだけという、使い方は超シンプルなものです。これで後ハメ加工によって緩くなった関節もカバーできるのでしょうか?

▲問題無し! めっちゃキープされています。これなら僕のエクシアも完成後、しっかりと展示できそうです

 完全乾燥して、ハメて見たら文句無しのがっちりさ!! 今まで後ハメ加工後の恐怖「関節のゆるみ」もこれで対処できそうです。ただ、塗った後にカチカチ取り外しを繰り返すと、マットバーニッシュが剥がれて緩くなります。全て塗装して、最後の組み上げ前にひと塗りしてあげると良いと思います。剥がれてしまったら、もう一度塗ればいいというお手軽さもいいですね!
 動かして遊ぶだけでなく、工作面のサポートもしてくれる「パーマネント マット バーニッシュ」。この用途であれば、1本買えば一生使えるんじゃないかと思いますので、迷わず買ってください!

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フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。月刊ホビージャパンで12年間雑誌編集&広告営業として勤務。ホビージャパンで様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。「ホビージャパンnext」、「ホビージャパンエクストラ」、「ミリタリーモデリングマニュアル」、「製作の教科書シリーズ」などを企画・編集。