お隣さんのプラモ製作がさらに楽しくなることは、僕たちが普段空気を吸うように行っていることにこそある!!
先日戦車模型を初めて作った友人から「塗装の時、どうやってパーツ持つの? クリップみたいな持ち手じゃ無理でしょ。お前のことだから素手で持ってんの??(どんなイメージやねん)」と聞かれました。確かに、組んでから塗れるぞ!! と言っても、これだけの塊を固定する方法ってすぐには思いつかないですよね。とにかく大きな筒状の物が戦車模型の持ち手には最高なのです。その条件をスイ~っと満たしてくれるのが、今回ご紹介する「紙コップ」なのです!!
100円ショップで大量にセットになって売っている紙コップ。模型製作で紙コップがあると本当に便利なので、ぜひ1セット揃えてください。塗装時の持ち手の他に、塗料を混ぜる時などに大活躍しますよ。
紙コップ持ち手の良い所は、持ち手として使った後でも塗料を混ぜたりするのに使用できるので、ひとつで何役もこなせるところにあります。白い紙コップなら、塗料を混ぜた時の色味チェックや、うすめ液で塗料を薄めた時の濃度チェックの試し吹きを、コップの側面に吹き付けることで確認することができます。プラモ作りであるととっても便利な紙コップ。今すぐ買って、プラモを楽しんでくださいね~。
1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)