斎藤塗料から発売中のすんごい塗料「ウレヒーロー」。驚異的な伸縮柔軟性、ゴムやソフビも塗装OK、さらにABS、ポリカーボネイト、鉄、ガラス、レザーと言ったこれまで定着が難しかった素材にも塗ることができます。前回はこの塗料の中から、まるでメッキ加工したかのような輝きになる「メッキシルバー」をレビューしました。
今回はさらに一歩踏み込んで、伸縮性のチェックや、すでに塗装済みで発売されているソフビ完成への塗装(前回は無塗装のソフビキットに塗装)、僕たちが最も触れるプラパーツへの塗装を見ていこうと思います!!!
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■プラスプーンに塗ってみるぞ!!
様々な素材に塗装できるウレヒーローですが、僕たちが一番馴染みあるプラスチックに塗装した時の雰囲気も気になります。特にメッキシルバーが凄かっただけに、この輝きを手に入れられるのはうれしい限り。メッキシルバーのお仲間、メッキゴールドを塗装してみます。
まずはプラ地にそのままメッキゴールドを塗装してみました。このプラスプーンが溶剤に弱めなのもあるのですが、一般的なラッカーと比べてもかなり溶剤が強く表面が梨地になってしまいました。
■収縮や熱にはどれだけ耐えるのか!?
耐熱と収縮に対する強度を見るのに絶好なアイテムが「熱収縮チューブ」。どれだけ耐えられるのか実験です!!!
■どこまで伸びるのウレヒーロー
伸びの実験は、いつも使っているゴム手袋を使用。めちゃくちゃ伸びる素材なので、追従性のテストには最適です。
■塗装済みアヒルをメッキシルバーアヒルに塗装!!!
そのままでは表面がザラザラなのでシルバーのツヤ出し下地を作るために光沢ブラックを塗装します。ちょっと透過が気になりますが下地なのでこんなものでOKでしょう。
メッキシルバーを塗装。テッカテカアヒルの誕生です。下地のツヤ出しが不十分だったので少し曇っていますが、それでもかなりのテカテカシルバーになっています。ウレヒーローがあれば、ソフビのリペイントも思う存分楽しめそうです。
プラ素材で光沢感が必要な場合は下地塗装をした方が良いかもしれないです。ただ溶剤が強いのはデメリットなだけではなく、それだけ素材への食い付きが強いと言う事なので、強固な下地が必要な場合に敢えてウレヒーローを使う選択もありそうです。
熱耐性、収縮、伸びへの耐性は驚異的。コスプレ衣装、メカ物プラモの関節カバーなど動きに関するものにはとっても心強い味方となってくれること間違いなしです!!! 東急ハンズが現在最も購入しやすい店舗とのことなので、ネットまたはお近くの店舗でゲットしてください!! 次回はこの性能を使ったアレンジ作例をご紹介します。お楽しみに~。