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プラモ塗装、細部の拭き取りには「スパイラル綿棒」を使おう!

 プラモデルの塗装やスミ入れにはどうしてもはみ出しがつきものです。細かい箇所のちょびっとしたはみ出しを綿棒で拭き取る時、先端が細い模型・フィギュア用の綿棒を使う方もいると思いますが、どうしても1パックあたりの本数が少ないし、両端で1回ずつしか使えないもの……。
 そんなあなたには100円ショップでも買える、スパイラル綿棒を試して欲しいんです!


 スパイラル綿棒はその名の通りうずまき(正確にはミシュランのビバンダム君的なくびれがいくつかある)形の綿棒。この綿棒は広い面、狭い面両方の拭き取りに便利なんです。お手本としてエントリーグレード ストライクガンダムを使って実践です。
 まず太腿のスミ入れのはみ出しをスパイラル綿棒の先端1ブロック目、広い面で拭き取っていきます。

 こうして拭き取りを繰り返すと、最初の1ブロック目の綿が塗料で汚れてきましたね。これぐらいになると普通の綿棒ならもう捨ててしまうようなタイミングです。

 しかし、このスパイラル綿棒なら心配無用。くびれた部分から大胆にカット!今回使っている綿棒は紙の芯で固いので、ゴッドハンドのプラバンハサミを使って切っています。

 カットした綿棒で、ガンダムマーカーで塗ったふくらはぎの塗装のはみ出しを拭き取ります。スパイラル綿棒を使うポイントはここにあります!先端を切ったスパイラル綿棒は、天面は紙の芯が露出しているので拭き取りに使えませんが、側面は綿が残っているので、細かい面の拭き取りもできるんです。

 拭き取り面の違いをスパイラル綿棒と普通の綿棒で比較します。左のスパイラル綿棒は既に先端の綿を切った後のもの。右の普通の綿棒では面が広くてピンポイントの拭き取りには向かないですが、スパイラル綿棒ならブロックごとに狙った箇所を拭き取れるんです!
 スパイラル綿棒は上手く使えば、普通の綿棒や模型、フィギュア用の綿棒に比べてコスパ良く、細かいところの修正にも使えます。みなさんも、ぜひ。

アデスの木の枝
アデスの木の枝

ガンダムTR-1に魅入られてしまった1996年生まれの市井のガンプラモデラ-。

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