「綿棒って大事なのよ」と尊敬するモデラー・奥川泰弘(@YasuhiroOkugawa)アニキに昨年言われました。アニキは模型メーカー用の綿棒を様々なサイズで揃えていたのですが、そこまでしなくても「ドラッグストアにあるものを見てみなよ」というアドバイスをもらったので、近所のマツモトキヨシへ早速行ってきました。
ゴリラな僕は、綿棒はいつもパワープレー。確かに簡単に縮れるし、抜けた毛も模型につくな〜とは思ってはいました。でも綿棒だしね〜、安いのバンバン使えばいいでしょって態度でウホウホ模型ライフを送ってきました。
しかしですよ、アドバイス通りに綿棒を替えてみたら、明らかにいつもより汚しの雰囲気が変わりました。それが先日完成した 「1/35 タミヤ コメット」です。
通常タイプの綿棒の他に、スパイラル、ベビーと3つ売っていました。通常の綿棒は明らかに100円ショップの綿棒よりも軸にコシがあり、毛も頑張ってくれます。ゴリラでも転輪3つくらい行けました。素晴らしかったのはスパイラルとベビー。これとの出会いで、模型の汚しが本当にコントロールしやすくなりました。
この二つは持っていない人がいたら、今すぐ買って欲しいです。僕と同じ感動を味わえますよ。早速使用例を見ていきましょう。
綿棒の形状と質で、模型の汚しやスミ入れの拭き取りが劇的に変わることをやっと知りました。模型における仕上げの工程ですから、ここがうまく行けば全てよし!! とも言えると思います。100円ショップの綿棒よりほんのちょっとだけ高いけど(確かひとつ200円くらい)、その効果は抜群。近くにマツモトキヨシがある人は、ぜひこのマツキヨ綿棒三銃士をお迎えください!!
1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)