タイムカプセルから出てきたプラモデルの説明書に導かれて/ハセガワ スーパーセイバー

 昨年の秋、私の転居が決まったものの、それがいつになるか分からないなか、製作にいそしんでいたハセガワの1/72スーパーセイバー、全体の塗装まで終わらせたのに、そこから手が完全に止まってしまっていました。実はこのキット、何度か作ってきたにもかかわらず、主脚のカバーの取り付けがどうもよくわからなかったのですよね……。
 で、ようやくこの年度替わりに転居と相成り、なんとか模型製作道具一式と製作途中の状態スーパーセイバーを単身赴任先に持ち込みました。そしてそれ以外の荷解きを始めたら、出てきました、アレが……。

 プラモデル趣味再開のきっかけとなった、「実家から持ち帰らされた段ボール箱」には、大量の組み立て説明書がとあるキットの箱に入っていました。当時も捨てることができなかったのでこうして箱に詰めたのでしょう、30年近く生き延びたこの説明書たちを、そのとき余っていたA4クリアファイルに整理しておきました。この中に、ハセガワ、スーパーセイバーの古い組み立て説明書を発見、開いてみると……あ、これでイケる!

 そこから二晩で完成してしまいました、スーパーセイバー。ハセガワが昔キットに同梱していた「縦に広げるタイプの説明書」は実機の解説がとても詳しく書かれていて読み応えがあったのと、各パーツが番号だけでなく、その部品名も記載されており、非常に勉強になったのを思い出しました。
 1980年代中ごろに、6~8か国語併記の横に広げる今のタイプの説明書に代わったのですが、ハセガワの飛行機モデルが世界に向けて羽ばたこうとしている嬉しさと、実機の解説が短くなった寂しさを同時に感じたことを思い出しました……。手元に残っていないキットでも、組み立て説明書が残っているといろんな記憶が蘇ってくるものです。

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ホル塩(ほるしお)

宇宙戦艦ヤマト劇場版を小学校1年生で、ガンダムを2年生で、マクロスを5年生で体験した世代。以前は雑食でしたが、四半世紀にわたるブランクが明けてからは1/72の「第二次大戦以降/ステルス機以前」の航空機を作っています。リビングの隅っこでやってるので、基本水性塗料の筆塗りしかできないですが、それでもじゅうぶん幸せです。