漫画とセットでGet truth!「書店で買えるプラモの真実の姿」を見せてくれる2022年のロボットプラモ。

▲太田垣康男の新作漫画『Get truth 太陽の牙ダグラム』の単行本1巻と、マックスファクトリー製の完全新規金型のダグラムプラモがセットになった超マストバイなプラモデル付き特装版!!!

 2021年12月28日、小学館より『Get truth 太陽の牙ダグラム』プラモデル付き特装版が発売されました!! 書店でも目立つ厚みのある大きな箱の存在感はまさに「Get truth!!!」。
 ダグラムのプラモは、現在もさまざまなプラモを送り出しているマックスファクトリー製プラモデルの第1弾として世に放たれました。現在でも一部の部品を新しく作り替えた「アップデートVer.」が販売されています。そしてこの太田垣康男氏によって描かれているコミックス『Get truth 太陽の牙ダグラム』のプラモデル付き特装版は、マックスファクトリーが完全新規造形として挑む2周目の新作ダグラムとなるのです。TVアニメ版のコンバットアーマーを完走したマックスファクトリーが、新デザインのダグラムをどのようなプラモとして発売したのか見ていきましょう!

▲マンガはなんと全ページカラー!!! ファンの私にはかつてのアニメで聞いた声が、SEが、そしてBGMまでもが聞こえてくるような迫力を持っていました
▲付録キットとは思えないほどの全力投球ぶり!! 成型色ごとに分けられたランナーが箱を開けた瞬間に飛び出してきます! ワクワクしますね~


 何度も言いますが、『Get truth 太陽の牙ダグラム』版の本キットは、すベてが新しく作られています。これまでのマックスファクトリー製ダグラムプラモシリーズ同様、成型色ごとにパーツは分けられていますが、このキットはとてもコンパクトなランナーとなっているのが目を惹きます。

▲本編ではリニアガンやターボザック、リニアキャノンなどおなじみの装備も登場しますが、今回立体化されたのはこの漫画で初登場となった「右手が油圧カッターに換装されたバージョン」になります
▲これは膝のパーツです。今回面白いのが関節部分で、ポリキャップを使用せずに軸をはさんだり、ボールで接続したりとシンプルな形式になっています

 本キットは関節などによく使われるポリパーツが一切ありません。足や腕のユニットの中にポリパーツを入れる工程がないので、組むスピードも上がりますし、組み間違いも減ります。漫画を読んだ勢いそのままに組みたい時にこういった構成は本当にありがたいです。

▲頭部の窓枠が別パーツになっている!!!
▲パーツをはめるだけで色分けも窓枠も完成! いきなりダグラムの顔になります


 ダグラムの顔は飛行機模型のキャノピーのようになっているのが特徴です。これまでのプラモでは飛行機模型のようにクリアーパーツで頭部をつくり、モデラーが窓枠を塗装するようになっていました。いままでのマックスファクトリーのダグラムシリーズでは、この枠部分はあからじめ塗装された「塗装済みパーツ」がセットされた状態で発売されてきましたが、今回このように枠と窓のパーツを別パーツにしてはめ込むようになりました。塗装済みパーツだと全塗装した時にそこだけ少し色味が違う……しかも顔なんだよな〜と思っていた塗装派の人にも嬉しい構成です。鉄道模型のガラスみたいな処理ですね。

▲あっという間に頭部が完成。クリンはコクピット内のシートと融合した状態で直接掘り込まれています


 ということで頭部が完成しました。ちょっとスマートな頭部になっていますが、ちゃんとクリン・カシムも乗っていますよ。

▲胴体も赤いパーツと紺のパーツを上下でサンドイッチして、白いパーツを前からはめる方式です。ダボの作り方と色分けの分割がひたすら興味深い部分ですね
▲このキットの関節はパチパチはまります。C型のクリップ式だったり、ボールだったり……。肩はこうやって2重関節になっています
▲脚はこんな感じでスネで挟み込んでいます。足首とスネの接続も、接続軸がL字になっていて、前側にぐっとスネを倒せるようになっています。組んでみると結構可動域が広くて、うれしくなりますね。
▲腰も股間軸が上下するようになっていて、太ももをより動かしたいときは下げて、立ち姿では上げて、という使い方ができます。サイドアーマーも跳ね上がるようになっていて、細かい配慮が光りますね
▲あっという間に完成!!! 漫画読んですぐに俺の机にあの「ダグラム」がいる!!

 ということで40分でダグラムは完成。マンガのなかから出てきたようなディテールだ……! 太田垣氏の描くロボっぽさもりもりで、スマートになったけどダグラムらしさもちゃんとある。右腕がカッターなのも存在感があり、さらにGet truth版の個性として魅せてくれますね。

▲立膝もできるし、脚がよく接地して、腰や胴体がスイングして。劇中でのあのポーズを再現して、ガシガシ動かして楽しんでしまいました
▲新たな太陽の牙の物語を読んだ興奮そのままに、あなたの手でダグラムを組み立てることができる!!


 コミックとプラモのセットは、コミックが目の前にあるプラモの活躍をダイレクトに伝えてくれるので、読み終わった感動そのままにプラモを組めます!! そしてマックスファクトリーが2週目として送り出したダグラムのプラモは、漫画の熱が冷めないうちに多くの人が「短時間でかっこいいダグラムを手に入れることができる」という目標が明確設定されたプラモになっていました(最後の方はマニュアルを読まずに組めるぐらいでした)。書店で買えるプラモの本当の姿、Get truthを手にした気がしました。ぜひみなさまも楽しんでくださいませ。

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けんたろう

各模型誌で笑顔を振りまくフォトジェニックライター。どんな模型もするする食べちゃうやんちゃなお兄さんで、工具&マテリアルにも詳しい。コメダ珈琲が大好き。