

誰が何と言おうと第二次世界大戦最優秀レシプロ機。しかもこんなギラギラした銀にブルーが映えちゃって。同じ時代の全レシプロ戦闘機とは一線を画す雰囲気とスマートさがあって、いかにもやれる感じがビンビン。だからこそ僕はちょっと距離を置いていました。クラスメイトの凄いやつって感じ。

零戦とかBf109とかスピットファイアとかはむしゃむしゃ食べていたのに、マスタングだけは食していない……別にかっこ悪いなんて思ったことは一度もなくて。とにかく俺の中で、勝手にこじらせてしまい自然と距離を置いていたのでした。しかし先日、P-51が好きなからぱたに「まぁそんな感じなら1/72か1/48のタミヤのP-51D組んでみなよ。特徴がないのが特徴と言わんばかりの気が向いたときにサクッと食べたくなる最高の飛行機模型だから」と言われ、模型屋さんでジム・カスタムなのか~っと言ってレジに持っていきました。

キットを買ってみたらあらびっくり。あまりにもきれいな「マスタングのお開き」が箱の中に納まっていました。パーツを見ても、難しそうな工程が一切頭に浮かばないすごくきれいなランナー。あまりにも整然としており、確かに特徴は無し。タミヤのいつもの仕事が冴えわたる究極の「普通」がそこにはありました。



確かになんかすごいエクスペリエンスがあるわけではないタミヤの1/72 P-51Dマスタング。しかしひとつひとつのパーツの精度、ランナーの美しい佇まい、多くの人が乗りこなせるように難しい工作を一切必要としないこのプラモは、だれもが普通に楽しめる最高の飛行機模型でした。別に怖いやつじゃないじゃない。苦手意識って通り過ぎた時ほど軽く感じますよね。もう僕はマスタングとパンヤオです。早速多くの人が楽しんでいる銀翼の姿で塗ってみるぞ!!! またね~~。