
その巨大さによって脳にドーパミン雪崩れてくプラモ、「PLAMAX MF-51 minimum factory 機首コレクション VF-25F」(近日発売)です。パーツが大きいお陰でストレス無くあっという間に組み立てが終わります。その勢いで合わせ目も消さず、シールをペタペターっと貼って完成させただけなんですが、あらまぁかっこいいこと!

そして驚いたのが、コーションマーク(注意書き)の文字が大きくてしっかり読めることです。そのシールを貼った各部位の凹凸にちゃんと意味がもたらされ、ディティールがただの見栄では無く、リアリティを獲得しているのです。エライ。
さてそんな機首コレですが、ある事をふと思いつきました。「縦」に飾ってみたら、せっかく機首の左右に貼ったシールをどちらもいっぺんに見れて楽しいのではないかと。しかも省スペース化になるのではないかと。最高なのではないかと。やりましょう。

台座から機首を取り外します。すると、キャノピーの後ろがフラットなので超安定して自立します。しかし、ランディングギアの油圧シリンダー部分が隙間になってしまいますね。気になる。どうしましょう。作りましょう。

こちらは細めの鉄管や銅管を切断する時に使用する、設備屋さん電気屋さんにはお馴染みの工具です。パイプは、ペンチやサンダーなどで切断するとつぶれて歪んだり、バリが多く出てしまいますが、これなら切断面を歪めることなく比較的綺麗に切断できます。3mm~32mm径にまで対応しています。
そして今回はシリンダーの代替品として、6mmのアルミ棒を切断します。ホームセンターでも数百円で売ってます。厳密にいえば、本来のパイプカッターの用途外なのですが、アルミのような柔らかい素材で6mm程度の細さであれば全然イケますのでやってみましょう。



そして、パイプカッター本体をアルミ棒の周りを1~2回転させる→ローラーブレードを締め付ける→パイプカッターを回転させる→締め付け……を繰り返します。ペンチかプライヤーでアルミ棒を保持するとよいです。




金属棒や金属パイプは模型の支持に使うことも出来るし、ディティールに使用することも出来る強い味方なんです。パイプカッターさえあれば簡単に切断できるので、ディスプレイのアイデアをカタチにする幅がグッと広がるのではないでしょうか。

大きなプラモ「機首コレ」は、私のようなモデラーのワガママを受け止めてくれる器の大きい模型でした。組んだモデラーの数だけ面白いアイデアが浮かんでくるのではないでしょうか。電飾も出来そうだし、フィギュアと組み合わせたジオラマも面白そうね……。デスクに置いて、眺めては色々と妄想するだけで、私の気分も急上昇 oh ohなのです!