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団子で計量、ラップで保管!/エポキシパテを練る秘訣、保管する秘訣を身につけよう。

 エポキシパテを練り合わせるときに、まず必要な量だけ主剤と硬化剤を取り出すのだけれど、これが意外と難しい。主剤/硬化剤が独立したタイプのエポキシパテ場合、同じ太さの棒状にされた主剤/硬化剤が入っているので、目分量で同じ長さ(同体積)に切り出して練り合わせるというモノ。ナイフで切り出すと刃を当てた箇所がつぶれて「棒状」自体がも歪んでいってしまう……。


 これだと、箱から開けた状態の太さの棒状から長さを頼りに切り出して使うことになるので、少量だけ使うときの切り出しが困難だ。また硬化前の主剤/硬化剤は練り合わせられる程度にやわらかいモノなので新品状態ではきれいな棒状に成形されていても、使っていくうちに指で押さえた箇所は凹み徐々に歪んでいくので目分量の長さを頼りに「同量」を切り出していくのは困難になる。
 そこで、棒状から長さに頼って切り出すのではなく必要量を指でちぎって丸めて団子状(球状)にしてみる。

 主剤/硬化剤の団子を並べて、少なければ足して多すぎたらちぎって元の塊のほうに戻して目分量で同じサイズの団子になるように調整する。同じ目分量でも長さで切り出すよりは精度が高い。硬化不良を起こさずに固まる程度の誤差には十分収まってくれる。

 これならこれならBB弾みたいな大きさでも計量できるので、プラモデルの改造でありがちな「少量が必要なシーン」にも対応できる。肉抜き穴を埋めたりする程度の使い方だと、棒の長さで比べて切り出すような量を一度に使うようなことはそうないからね。

 こうやってちぎって足したり戻したりする使い方だと、混ぜ合わせずにストックしておくほうの主剤/硬化剤を保護するフィルムがきれいな状態で維持するのも難しくなってくる。しわくちゃガビガビになって周りの埃もくっつきだす…空気と触れていると劣化が加速するので、できるだけ空気と接しないように保護した状態で保管する必要がある。

 というわけで、自分はストックしておく混ぜ合わせる前の主剤/硬化剤もフィルムを一度はがして、食品用のラップで包み直して使っている。ちょっと頼りなく感じるかもしれないけれどラップは意外と丈夫。経験上これが一番長くパテを劣化させることなく、先に紹介した「ちぎって戻して……」っていう使い方をするのに勝手のいい方法だった。ラップが表面に隙間なく貼りつくので空気を遮断するのに具合がイイみたい。耐久性が信じられないなら気になるなら使うたびに新しいラップに包みかえてもいい。ラップならそういう使い捨て方ももったいぶらずにできるしね。

HIROFUMIXのプロフィール

HIROFUMIX

1983年生まれ。プラモデルの企画開発/設計他周辺諸々を生業にしています。

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