フッ素入りでツルスベ触感! プレミアムなつや消しクリアーならプラモに「触感」が加わります。

 最近「つや消しクリアー」にハマっている私です。プラモの表面のツヤが消えるとイカした見た目になる、というのが今までの常識だったんですが、「組み上げた後に水性塗料でチョイ塗りするときにプラスチックの色を生かしたまま塗料が食いつく下地塗料になる」ということに気づいてからはもっぱらサーフェイサーがわりに使っております。透明なサーフェイサーとして使うツヤ消し塗料。いいです。

 で、模型屋さんの塗料棚を見ているととにかくいろんなツヤ消しクリアーがあります。なかでも大きめの瓶でラベルのデザインもぐぐっと主張している一本がこちらを見ながらおいでおいでをしています。その名もガイアノーツのEx-フラットクリアープレミアム[フッ素入]というアイテム。

 きみ、テカテカやな!ということでコナンを呼んできました。コナンのプラモがどんなものかはここから確かめてくれ……。

 で、タウリンが入ってたりヒアルロン酸が入ったりしていても正直どういう効果がどれくらいあるのか分からない。フッ素は……?実際に使ってみるしかないし、ホントのことはメーカーの人に聞いてみるしかないのじゃ。

 フタオープン。そういえばガイアノーツのフタも着々と内蓋ナシのイッパツオープンタイプになっていますね。ありがたい。それにしてもこのつや消しクリアー、めっちゃ白濁しとんな!本当にパーツに吹き付けたときに透明になんのか!? というくらいカルピス色。

 ぱすー。ラッカー溶剤で適宜薄めてエアブラシで吹き付けます。コナンの眼鏡を外しておいたのは湯けむり殺人事件の現場にならないようにしたかったからです。クリアーパーツにツヤ消しを吹くと曇るからね。

 きみ、手触り最高だな! ということで、乾燥したらツヤが上品に消えるどころか、触っていてめちゃめちゃ気持ちいい肌になりました。なんていうんだろう。しっとりしていて、すべすべしていて、とにかくスムーズなんですよ。永久にナデナデしていたくなるこの肌。模型に「肌触り」というパラメーターが加わるの、ヤバくないですか?

 成分は「合成樹脂」って書いてあるだけ。ガイアノーツのスタッフにフッ素のアドバンテージをインタビューをしてみたところ、「フッ素化合物の単体は耐摩耗性、耐熱性、絶縁性などに優れています。フライパンなどの調理器具であれば焦げ付き防止、電子機器の部品や絶縁ケーブルの皮膜などにも使用されています。模型的には耐摩耗性が機能として付加されます。耐摩耗性が優れているということは、硬く、滑らかな仕上がりとなります。関節などの可動部に向いているかと思われますね」という回答がありました。

 使用しているのは正確には『フッ素化合物』というものであり、その正体は目に見えないほど小さな固体(粉体)なのだそう。このフッ素化合物を塗料に混ぜ込むことで、強すぎないツヤ消し効果と滑らかな感触の効果が得られるんだとか。ただなめらかにシックな見た目になるだけなく、触感をもブーストしてくれるガイアノーツのEx-フラットクリアープレミアム、当然普通の塗料よりも高品質な透明樹脂とフッ素化合物が配合されているので少々お値段は張りますが、その効果は触ってみなけりゃわからない!ということで、これは使った人だけが知っている感触なんだなぁ〜。

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からぱた

模型誌の編集者やメーカーの企画マンを本業としてきた1982年生まれ。 巨大な写真のブログ『超音速備忘録』http://wivern.exblog.jp の中の人。