
硬軟2種類の鋼材を合わせて日本国内で鍛造仕上げした鋼に白糸が巻きつけられた迫力の姿。他の模型工具とは一線を画すこの姿を見ると思わず手に取らずにはいられなくなる魅力があります。こちら、京都を本社にするホビーメーカー「ボークス」より「使ってください」と先日送られてきた一振りです。その正体は「プラカンナ」(3800円)。これはパーツの形状出しやバリ取りと言った、パーツの整形作業に使用される工具になります。届いた瞬間から鋼の塊の魅力に取り憑かれたnippperのフミテシが実際に使ってみますよ!!


本品は40年以上前、ボークスが創業間もない頃にボークス社長・重田英行氏が開発した「ボークス プラカンナ」を最新の製法で現代に復活させた物。当時品は社長自ら、グリップの糸を巻いていたという逸話もあるそうです。



刃の中央を使えば広い面積を大胆に整形出来ますし、刃の先端を使えばパーツの入り組んだところや細かいパーツの整形も可能です。接着剤を使用した合わせ目消し作業時にも接着面を一気に均すことができます。
そして何より丈夫です。切れ味が落ちたら刃を研いでまた切れ味を復活させることが可能です。刃の研ぎ方は包丁研ぎと同じ要領で行えます。
1本買えば長い間この工具と共に模型を楽しむことができると思います。そしてその証に白糸があなた色に染まることでしょう。ぜひお近くのボークスショールーム、もしくはボークスのオンラインショップでお買い求めください。
ボークス公式youtubeチャンネルで、使い方の解説動画が公開されておりますのでこちらも合わせてご覧ください。