表紙を飾るのは、なんとマスターグレード(以下MG)のZガンダム(1996年発売のキット)を徹底的にディテールアップした作例(製作/木村直貴)。そう、模型雑誌「月刊ホビージャパン」の特集は様々なディテールアップ表現をご紹介する特集です。キャラクターキットに“スケールモデルのディテールや塗装表現を盛り込む”というコンセプトで展開されます。作例の数は絞りながら、それぞれ1作品ごとに、各ディテールアップ表現を掘り下げた記事となっています。
模型には様々なディテール表現があります。そしてそれを見たり、実際にやってみたりすると「なんかいい感じじゃないか~、俺の模型」って気分に浸り楽しくなれることは間違いないです。こういった表現はいろんなジャンルからいったり来たりして生まれていきます。様々なモチーフの模型を楽しむと、それだけいろんな表現と出会えると思います。今月のホビージャパンのように、スケールモデル的な表現をキャラクターキットに取り込むもよし、逆に女の子プラモのようなキラリとしたアクセント表現をスケールモデルやガンプラの一部に使用することだってできます。模型のディテール表現は無限大です。みんなで模型を作りまくってたくさん見つけて、どんどん公開して意見交換していきたいですね!ぜひ今月のホビージャパンを読んで、ディテール表現の入り口をくぐってください。
1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)