この1色を足す ~ キャノピーは、本当に透明なのか。

 模型好きの皆さん、ミニカーは好きだろうか。私はある日突然ミニカーにハマり、あれよあれよと100台超え。増えすぎてしまったのでリアルで会う人、模型を贈り物に頂いた人などにプレゼントしている。

 主に渡すのはHot Wheels。最近ではコンビニでも見かける手軽なミニカーだが、アメリカンなノリが持ち味の独自のカラーリング、カスタムが特徴で見ていて飽きない集めれば癖になるというとても面白いアイテム。

 これは私のお気に入り。64 CHEVY NOVA WAGON GASSER。ガラスに相当するクリアパーツが青いのが特徴。Hot Wheelsのクリアパーツはこういう色付きなものをちらほら見られ、いくつか眺めていると爽やかに見せたいのなら青、とか何か決まっているような気がする。そのメソッドをそのまま先日組んだF-16へドッキング。キャノピーをクリアブルーで塗ってしまおう。

 両者の色味が近いこともあってけっこう自然。よくよく考えずとも、ガラスって目に映る限りは透明じゃなことが殆ど。中が写っていたり写り込んでいたり。子供の頃に絵を描いたりしたときも車の窓ガラス、水色に塗ったりしませんでした?そういう原始的な面白さというか、「透明」であることがどういう意味を持つのかを考えさせられる。

 あとは、「トンボのめがねは水色めがね」というのも青い空を見ていたからってことで、そう言う点からも「クリアなものってクリアな状態であることって稀なんだな」って思う。

 他にも夕日を浴びればオレンジになるし、

 サーチライトか何かのを浴びれば黄色くなるかもしれない。

 色はそういう意味だと「何をどんな光源で見るのか?」ということになるのだけど、そこに想いを馳せるとクリアパーツはとっておきのキャンバスになる。ここを塗るだけで、模型がどの場所にあるのかを容易に演出できる。あるいは、アイシャドウを塗るようにジワっと全体の印象を強める感じで、作った模型を手軽にメイクアップできる重要ポイントだと思う。

クリスチ
クリスチ

1987年生まれ。デザインやったり広報やったり、店長やったりして、今は普通のサラリーマン。革靴や時計など、細かく手の込んだモノが好き。部屋に模型がなんとなく飾ってある生活を日々楽しんでいます。
Re:11colorsというブログもやっています。