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【レビュー】方向転換で未だかつてない着地/1:20ラプーンから生まれる、ちょっとオリジナルなラプター。

 マシーネンクリーガーのプラモデルの特長として、機体のバリエーションはランナーの組み合わせで作り上げていくという面白さがある。なのでラプーンといっても箱の中にはラプターとかスネークアイといったタグの付いたランナーがあって、そこはかとなくバリエーション機の影を感じるのが結構楽しい。

 そんなコラージュっぽい面白さがあるのだけども、ラプーンは説明書をよく読んで、仮組みをしたり、場合によっては進めていく工程も考えたほうがよさそうな感じがある。特に気を付けたほうがいいのは右肩のセンサーだ。

 右肩のセンサーは途中で作り、最後に装着する指示がある。しかしその間に説明書には別のパーツを取り付ける工程がある。記載ミスとも取れるが、一方で接着剤不要という製品なので手戻りは容易。しかし私は寝る前にバッチリ接着しちゃったのでもう戻れない。さらにいうと自分で穴を開けて背中あたりにつけるラプーンらしさを演出する追加のユニットはつけてしまった。

 ふとWAVEのホームページを見たらラプターの存在に気づく。今の状態からでも、なんとかラプターになりそうだぞということで、背中のユニットは無理やり外し、組み立てを進める。このとき、懐の深い空間がマシーネン全体にあるところに妙な居心地の良さを覚えた。戻ったり戻れなかったりしながらも他のバリエーションに着地できることもあるのかという驚きもあった。あと、かなり最初の方に機体正面に追加パーツをつけるための穴を開け忘れていたことに気づいたりもした。

 ラプターにすると決めたので、開けた穴をパテで埋めようと思ってたが、ちょうど直前に作っていたタミヤのデザートワゴンの余っていたパーツがあったのでそれでフタをしたら、かっこいいし、機転がきかせられたのが嬉しかった。

 ラプーンは説明書をしっかり読みながら、というか一度全体を読んでから進めるくらいのノリで作るか、全体の接着を一番最後にするかくらいの手順で作ると良さそう。取り返しがつかなくなってもラプターにはなるし、ほかのプラモデルの余ったパーツでそれらしく見せるチャンスだと思う。

クリスチのプロフィール

クリスチ

1987年生まれ。デザインやったり広報やったり、店長やったりして、今は普通のサラリーマン。革靴や時計など、細かく手の込んだモノが好き。部屋に模型がなんとなく飾ってある生活を日々楽しんでいます。
Re:11colorsというブログもやっています。

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