
ロボットプラモの汚しをまず始めたい! って人に超おすすめ。そんな記事が『ボトムズ アーカイヴス2』にまとめられています。世界的人気と実力を誇るAFVモデラー・吉岡和哉氏(AFVは戦車模型などを指す言葉)が、戦車模型のウェザリング技法をベースに、BANDAI SPIRITSのHGスコープドッグを仕上げます。
モデルグラフィックス2024年1月号に掲載され大反響となった記事の再録ではありますが、モデルグラフィックスで読んでなかったという方は、ぜひこの機会に本書をゲットしてください。最高のHow to記事と超絶作例をまとめて楽しめるので、お値段以上の価値ありです。

表紙になっているハタ氏の「ウェーブ 1/24 スコープドッグ」作例も必見。近年各模型誌で発表されてきたスコープドッグ作例の中でも、多くの人に衝撃を与えてくれた傑作です。こちらも12ページにわたってじっくりと読むことができます。

話をHow to記事に戻しましょう。吉岡和哉氏がプロデュースしている「Mr.ウェザリングカラー」を主に使って汚しの工程が解説されます。Mr.ウェザリングカラーは本当に素晴らしい汚し塗料なので、なんとなく使ってもプラモがかっこよくなります。でもね……やっぱりプロデュースした本人の解説は本物。本書を読むことで「なんとなく」から卒業できます。

この記事の中で最も参考になったのが「ツヤ」を消すタイミングです。光沢状態の時に行う汚し工程と、ツヤを消してから行う汚し工程は異なるのです。これを知るだけで、一気に模型の汚しが変わります。Mr.ウェザリングカラーは「光沢状態」の時と「つや消し」状態の塗面では発揮できる効果が違うのですね。この知識はとっても役に立ちます。

特に今回は「つや消し」塗面に施すと良いとされる「フィルタリング」にチャレンジしました。うっすらと濃い紫になっている箇所がそれです。使用したのも筆だけ。本書を見ながら、フィルタリキッド レイヤーバイオレットを薄く塗り、筆でぼかしただけで、パーツ表面に絶妙な陰影表現が付加されたのです。「お! いい感じじゃん!」と思える成功体験は、模型をさらに楽しくさせてくれます。
まじで「ボトムズアーカイブ2」の吉岡氏によるウェザリング講座は最高なので、まだ読んでない! 本書を持っていないという人はぜひゲットしてください。それでは〜〜。