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【工具レビュー】曲がるだけで、ここまで変わる。塗装の自由度を解放する「Mr.曲がるネコの手」

 長い棒とクリップを組み合わせた塗装用の支持棒は、瞬く間に塗装用具のスタンダードになりました。エアブラシやスプレーのパワフルな塗料噴霧からパーツを守り、筆塗りの自由度を大きく広げてくれた存在です。そんな定番ツールが、さらに進化しました。軸が金属でしかも、うねるのです。

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 それが「Mr.曲がるネコの手(10本入)」。パッケージの状態では、従来の“ネコの手”と呼ばれる棒+クリップの組み合わせと大きな違いはわかりづらいかもしれません。ただ、手に取るとずっしり重い。金属量が多そうなことはすぐに伝わってきます。しかし本当の違いはそこではありません。この軸、力をかけるとぐにぐにと曲がるのです。

 何が良いのか。塗装時、パーツを実際に塗りたい角度へと配置できること。つまむ位置によって上下の向きも直感的にわかりやすくなります。たとえばグラデーション塗装のとき、角度のミスが起きにくくなります。「この角度で合っているかな?」と頭の中で処理していたひとつの思考が減り、明暗の塗布そのものに集中できるのです。さらに、従来のまっすぐなクリップでは軸先方向の塗装が甘くなりがちですが、曲げることで塗り漏らしも防げます。

 軸は曲げてもカチカチ。そのため、これ一本で自立させることも可能です。そこそこ重いパーツでも、バランスを取ればしっかり立ちます。

 また、曲げられるということは「逃がせる」ということ。狭い作業台で塗装するとき、パーツ同士がぶつからないよう高さや位置を微調整できます。従来の一体型タイプだと、どうしても同じ高さに並んでしまい密集させづらい。しかしこれは、差し位置が近くてもぐにゃっと曲げてスペースを作れるのです。

 さらに、2つのクリップでパーツを支えるとき。曲げることで持ちやすい位置に束ねることができます。まっすぐな軸だとやや束ねにくく、弾いてしまうこともありますが、曲がるなら理想のクリップ位置と理想の握り位置を両立できます。金属の曲がる軸が、あなたの塗装作業にさらなる自由度をもたらします。1セットあるだけで、この「Mr.曲がるネコの手」は、塗装の景色を確実に変えてくれますよ。

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けんたろうのプロフィール

けんたろう

各模型誌で笑顔を振りまくフォトジェニックライター。どんな模型もするする食べちゃうやんちゃなお兄さんで、工具&マテリアルにも詳しい。コメダ珈琲が大好き。

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