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【レビュー】プラモ箱のメッセージに幻惑されて/妖しくかわいい、PLAMAXモスマン

 プラモデルの箱に思いがけない言葉が書かれていた。「お出かけにも連れていけるかわいいボリュームのモスマンとデカラビア……」青天の霹靂。プラモデルをお出かけに連れていってもいいのですか。借景の為、屋外撮影はやるけれど、「お出かけ」主体でプラモデルを持ち出すなんて考えた事も無かった。じゃあ早速、散歩に出かけよう。ご覧、これが自動販売機だよ。クリアパーツの目がギラリと光った。

 女神転生シリーズから、まさかのモスマンとデカラビアがセットでプラモデル化です。多種多様なキャラクターがPLAMAXラインから飛び出してくるのでホントに凄い。今回はまずモスマンを仲魔にしました。コンゴトモヨロシク。

 ホゲーっとした表情、毛のモワモワ感がかなりGOODです。特に素晴らしいのは触角の造形で、なんと毛先がしっかり割れている。しかもゲートが1か所で処理の必要がないところから生えているから仕上がりもバツグン。細いけれど弾力と剛性がそれなりにあって、触角を押すとビヨンビヨン跳ねる(やめた方がいい)ので簡単には折れなさそう。

 羽根は立体的な造形で、お椀のように窪んでいます。特徴的な模様はシールで再現。切れ込みがかなり計算されたところに入っていて、羽根の先端から貼りはじめて押し込んでいくとハイパー綺麗に貼れます。模様の縁取りはしっかり彫刻されてあるので、筆塗りチャレンジもイケますね。

 目のクリアパーツがレンズになっていて、シールの上に置くと瞳孔が不気味に開くのが最高です。キットの8割はスナップフィット的に組み立てでき嵌合の具合も良好ですが、華奢な足回りと顔パーツはプラモ用接着剤でチョンと接着してやる設計です。しかしこのクリアパーツの形状とギミックを優先した結果、取り付けには少々難アリです。クリアパーツ外側のノリシロが小さ過ぎるのです。接着剤をつけると白化したりはみ出したりで仕上がりに影響が出る(出た)ので、ひっつき虫などでノリシロのところを粘着して組み立てるのがオススメ。

 パッケージに偽りなし。パカっと貼り合わせる単純明快な分割に癒される、ハイパーかわいいキットです。夜の散歩の帰り道、イイ感じに怪異が出そうなネットフェンスがあったのでパシャリ。

▲「居る!!」
ハイパーアジアのプロフィール

ハイパーアジア

1988年生まれ。茨城県在住の会社員。典型的な出戻りモデラー。おたくなパロディと麻雀と70’sソウルが大好き。

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