

「模型ニッパー等の工具の可動ヒンジ部分に油を塗った方が良いんじゃない?」と思い続けて、そのまま放置の繰り返し。メンテナンスすると言っても「滑りを良くする」で広く知られているスプレー潤滑材でイッパツ!とか思われるかも知れませんが、浸透性が高く、揮発性の高い油はその時は良くても潤滑性が続かない。しかも机で油をシュ!ってしたくない! そうかと思えば、グリスは潤滑性や耐久性は良いけどヒンジの奥まで浸透しない。そしたらミシンの油?チェーンの油?そんなの塗って大丈夫か???と謎は深まるばかり。
そこで登場!ゴッドハンドのニッパー専用メンテナンス油。小さな小瓶で、マニキュアのハケ付きボトルで場所も取らず。工具メーカーが作っている安心感も◎。前々から個人的に新しいニッパーを買った時に塗られている油を小分けで販売してくれたらなぁ。なんて思っていました。

いざ使ってみると、トロッとちょうど良い粘度の油をヒンジの隙間に一滴乗せ、数回開いて閉じてを繰り返せば、油に飢えたニッパーの五臓六腑に染み渡る!ひとたびニッパーを握ってみれば、「Amazing」と叫ぶか、少なくとも細く微笑むこと間違いなし。しばらく開閉を繰り返すと、ヒンジの隙間から、赤錆やら黒い物やら「ニッパーだって、食べたら出すんだなぁ~」的な汚物が出てくるので専用クロスやキムワイプ等で拭えば作業完了。気づいたら、手当たり次第の、ペンチやハサミまでニッパー以外にも使っていました(ニッパー以外に使うのは自己責任でお願いします)。

刃物のメンテナンスってチョー気持ちいい!まじめな話、ランナーやゲートを切る感覚がダイレクトに感じられるのでまあ切るのが楽しくなること請け合いです。不要な内部の錆も出る事で寿命も延びるのでは……と思わされます。あまり好きな言葉じゃないけど、まさにSDGs。

そして地味に模型愛を感じるのが台紙の瓶立て。パッケージにも置けるようになっています。購入者が瓶を倒して油の海で溺れないように最善を尽くしてくれているので、ぜひとも使いましょう!確かに溢したら塗料や溶剤以上に大変なオーラはありますからね。

また、メーカーは「一週間に一度メンテナンスして下さい」と書いていますが、そこまで頻度高く使わないのなら気になった時にやれば良いかと。よりコダワりたい方には同社の通販サイト限定商品として「メンテ潤滑・防錆油セット」なる潤滑油と防錆油が分かれた製品も発売されているのでそちらをチェックしましょう。人も工具も潤滑と防錆は大事なのです!