

みんな「シール」って貼る? ガンプラについてるシールだよシール。成形色だけだと足りない色を補うために貼るやつ。最近のガンプラは色分けがものすごいからあんまり数ついてないんだけどさ……。と、ここまで描いたあと傍らにあるライジングフリーダムガンダムを見たら30枚以上ありました。すいません発売時期とシールの枚数は関係ないです。
で、私はシールさ……なるべく貼りたくなかった! ずっと!!だって貼らないで塗ったほうがカッコいいって知ってるもん!だってほら見ろよガンプラの箱の横ォ!「画像の完成品はパッケージ用に塗装してあります」だってよ!

全部塗ってんの! シール貼ってないの!つまりメーカー側も「ほんとうは塗ったほうがかっこいいが……」ってわかってはいるんですよ。シールって紙だから厚いしね。あとなんかギラギラしてるから。
まあだから私、長年シール貼らなかったんですよ。「俺は塗る。かっこよくする」って言い張り続けてきたわけ。でもねえ、するとどうなるかっていうと……年々完成するプラモの数が減るッッ!! だって塗装までたどり着くの大変だから!昔は月に1個はプラモ完成させられたのに今年なんか完成日、ふたつです! 半年に1個!

ここまで散々例として出したライジングフリーダムも7月からずっとこの状態のままです。「途中」。なぜならヤスリがけだけしてまだ塗ってないから。未完成!でももうそんなのイヤなんですよ。精神の内側に未完成という負債を積み上げたくない! 私は……完成させたい!!だから貼ろう、シールを。と思いました。

さてここに取り出したりますはこないだ箱を開けただけでウダウダ語ってたSDガンダムBB戦士の轟天頑駄無です。色が全然足りてませんね。これをバンバンシールを貼ることで高速で仕上げてみたいと思う。あ、ライジングフリーダムはもうでてきませんよ。シール貼りませんよ。あれはちゃんと塗るので。本当だぞ。見てろよ……。

まずはシールをね、こう、貼るッ!ちゃんとした位置に貼ったら……。綿棒でグイっと押し付けて定着させる! 指なんかでグイグイやるよりちゃんと綿棒で密着させたほうがいい。道具を使え。

で、ここからです。ここからが今回お伝えしたいことです。最後に……爪楊枝を持ってきて、プラモの表面の凹凸をなぞるようにグイイッとシールを押し付ける!これ! これをやりましょう。これ、シール貼る人でも案外やってない人多いです。でもやるとやらないとでは雲泥の差です。「こんなに力入れたら破けるんじゃないか?」ってくらい力入れていい。なぁーに敗れても深い溝みたいに見えてかえって見栄えがするさ。多分な。

ほら、モールドに押し付けたことで単に密着するだけでなく、起伏が産まれてそこにホイルシールが持つ煌きが合わさっていい光沢が発生してるじゃないですか。これよ。この「光沢を自らの手で浮かびあがらせる感じ」がすごく楽しいんですよ。水転写デカールだって密着させるでしょ? ホイルシールも密着させるのがキモなんですわ。

これで顔なんかつけたらさ……あらいいじゃない! 箱の側面の見本にも負けてないと思うよ……というわけ、でパチ組みから3日目でこんなカンジに完成しました。割と完璧じゃないですか? シールでも補えない色は水性アクリル塗料の筆塗りで仕上げてますけど、使えるシールは8割使ってます。

腕の金シールとかさ、正直モールドと印刷がズレてるんだけどそんなこと気にならないくらいキラキラで超素敵じゃないですか? まるでメッキだ。考えてみたらこういう質感を塗装で再現するのはものすごく大変なことなのでやっぱりシールって、スゲエのかもしれない。
そういうわけでみんなもシールを爪楊枝で密着させましょう。今すぐやろう。このテク、ガンプラはもちろんですけど仮面ライダーやスーパー戦隊の食玩プラモなんかも、造形の情報量に対してシールの面積が大きいのでかなり有効かつ、楽しいです。やればやるほど目に入る輝きが増してくるこの感覚、ぜひ味わってくれ。