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「吊るしてしまうデカール収納」でプラモデル作りの機嫌が爆アガりします。

 デカールは余った分も何となくとっておくって人も多いと思う。別売りデカールでまかなってしまい、付属デカールを新品のままストックするなんてこともある。使う時も端から順番というわけでもなく不定形に不規則に切り取られていくこともしばしば。ケースやクリアファイルといろいろ収納を試してみたけれど意外とうまくしまえない。大きさがまちまちだとこんなに扱いに困るものなのか……。

 そんなデカール整理に対する回答がコレ。チャック付きポリ袋とフックシールのコンボである。

 差し替えパーツの保管や展示会への移動時に取り外す小パーツの管理なんかでモデラーにも浸透しているチャック袋。実はジャンクなシート素材の整理にも使いやすい存在なのだ。

 まちまちになったサイズ毎に袋を分けることで具合よく整理できる。チャック袋は大きさのバリエーションが豊富なので調子が良い。重なることで一方を完全に覆い隠せる程に大きさの差があるモノを同じ袋にいれると中に何が入っているのか分かりづらくなるし、探すのに苦労すると実作業を始める際の腰も重くなってしまう。

 粉々に小さくなってしまうコーションマークの整理には特にオススメ。極小のチャック袋に極小のデカール片なら袋の外からも確認しやすいし、かさばらないのである程度の種類毎に分けて使うのも容易。再び使うときにはトレーなどに袋の中身を全部広げてしまったほうが、任意のマークを探すのにも摘まむのにも具合がいい。小分けにしておけば中身を丸ごと出し入れするのにもそれほど面倒を感じないハズ。

 事細かに仕分けしても、その仕分けたものを管理できないと本末転倒。幾らかのジャンル毎に大きい袋の中に小さい袋をまとめてしまうと吉。

 デカール以外にもシールにプラバン、メッシュやエッチング等、シート状で使うごとにサイズがまちまちに変化していく素材は同じように扱うことができる。チェーンやチューブ、スプリングといったひも状小物もこの収納と相性がいい。

 そして最後にチャック袋の上端にフックシールを貼って吊るしている。めくったりして奥の方のコレクションを覗くように探したりもできるし、箱や引き出しに平たく重ねたり、ファイリングして本棚にしまったりするより快適。アクセスが良くなって「探すのが面倒で作業が進まない」みたいなことが減って日々の機嫌が良くなること請け合い。機嫌がいいとプラモも上手に作れそうだよね。

HIROFUMIXのプロフィール

HIROFUMIX

1983年生まれ。プラモデルの企画開発/設計他周辺諸々を生業にしています。

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