発売した当初に一度紹介した「タミヤ クラフトツールシリーズ No.163 ミニ四駆クリーニングブラシ(ステッカー用ヘラ付き)」。こちら、ガンプラ製作に取り入れたら便利すぎて最高だったので、その体験をまとめました。これ1本あるだけで、ペーパーがけ後の削りカスの除去、塗装前の最終埃取り、撮影時のごみ取りと大活躍間違いなしです!!
まずなぜこのブラシがガンプラに良いのか。それは、「サイズとコシ」にあります。1/144でも1/100でもどちらにも対応可能なブラシ幅と、毛の長さが絶妙です。
そしてコシです。しっかりと跳ね返ってくるコシがあるので、ブラシがくにゃくにゃしません。先に発売されていた大きめのクリーニングブラシは柔らかさが特徴でゴミや埃を掻き出すのがちょっと苦手。だからグリップ内に小さいブラシがついているのですが、これだとピンポイントすぎて奥まった所にブラシが届かないなんてこともあります。
こちらのミニ四駆用は強いコシによる「パワー」が特徴。そのため奥まったゴミや埃をどんどん掻き出せます。毛の長さ、幅も関節の奥まった箇所やガンプラの各パーツにフィットするサイズでとっても使いやすいです。ディテールがどんどん細かくなっていっている昨今のガンプラに、まさにピッタリなクリーニングブラシなのです。
クリーニングブラシはさまざまな商品が出ていますが、模型と共に歩んできた「タミヤ」が発売しているブラシは一味違います。特に塗装前なんかは、このブラシで模型をひと撫でしておくだけでも、心に安心感がもたらされます。そして何よりデザインも最高にかっこいいのです。まだ持ってない人は買わない理由はないと思えますので、ぜひあなたの机にお迎えください! それでは!!
1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)