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USB充電の一体型エアブラシこそが、水性ホビーカラー塗装のベストフレンドな理由/PROFIX TS1-B02 Gen2

▲超高性能になってくれたGSIクレオスの水性ホビーカラーのおかげで刺激臭にも悩まされずにガンプラを楽しく塗っているフミテシです。こちらはすべて水性ホビーカラーのエアブラシ塗装で塗ったものです

水性ホビーカラーがリニューアルされてもいまだに昔のイメージを引きずっている人が多いのにびっくり。僕はリニューアル以降の水性ホビーカラーの性能のおかげで、完成ペースのアップ、塗装クオリティが格段にアップ、そして家族からいちいち臭いと言われなくなりました。匂いだけでなく、塗料が舞うのを防ぐためにタミヤの塗装ブースを使って換気しながら使っています。

でもブースが無い、設置できないというお悩みの方はぜひ、今回ご紹介するUSB充電の一体型エアブラシ「PROFIX TS1-B02 Gen2」と水性ホビーカラーを一緒に使ってください。缶スプレーよりもミストをまき散らさない、低臭、そしてかっこよく塗装できるのすべての条件を揃えることができます!!!

▲USB充電の一体型エアブラシって何? という方はこちらの記事を読んでね
▲うちの庭。室外機の上を物置にして塗装開始

USB充電の一体型エアブラシというのは、塗料を吹き付けるための空気を生み出すコンプレッサーと塗料を吐き出すハンドピースが一体になったもの。最近の物はパワーも十分で、べた塗り、グラデーション塗装もできます。電池がなくなったらUSBで充電できるので、寝ている時やお出かけしている時に充電しておけば、次の塗装時にもスムーズに塗装作業ができます。

今回使用したモデルは連続使用で40分間使用できます。40分って短そうに聞こえますが、連続で40分塗装するなんて神の所業なので、普通に使用していればかなりのパーツ数や面積を一回の塗装で塗れます。ハンドピースのスイッチとコンプレッサーのスイッチが連動するので、電気の無駄使いもないです。戦車模型の下地塗装が終わってもまだ動いてました。

▲エアブラシ塗装だから狙ったところにピンポイントで塗装できたり、グラデーション塗装もできる!! 水性ホビーカラーのブラウンを塗って、足回りや奥まったところにだけ黒を塗っていきますよ

 缶スプレー塗装のようなべた塗りから、グラデーション塗装まで楽しめる!! エアブラシ塗装ってめちゃくちゃ楽しいのです。それがこのエアブラシと、低臭で乾きも早く、そして塗膜もめちゃくちゃ強くなった水性ホビーカラーとの組み合わせならより多くの人がエアブラシ塗装を楽しめると思います。ベランダや窓際で、ダンボールや新聞紙などをセットすれば、塗装をスタートすることができると思います。

▲適当なダンボールを塗装ブースにして、塗るだけ!! 俺の庭は砂利なので、汚れても気にしない! 外に行くとさらにプラモゴリラの血が騒ぎます
▲エアブラシ塗装なので、塗料の吹き返しなどはかなり減りますが、気になる方はダンボールの中に新聞紙や適当な紙を入れて塗装すると、紙が塗料をキャッチしてくれるのでさらに快適になります
▲足回りだけ黒下地に塗れました!! 日光を浴びて塗装もできて最高に気持ちが良い!!

 家の中で塗っていても変わらないレベルで塗装ができました!! これは最高。塗っている時にお隣の方とあいさつしながら「臭いですか?」と聞いたら、「なんも匂いなんてしないよ~」と返答ももらえて安心!! そしてタミヤのスプレーワークペインティングスタンドは、外に持って行っても超役に立つとわかりました。野に解き放っても生きていける強い子です。絶対買った方がいいよ!!!

 エアブラシも、僕が普段使っているGSIクレオスのものと比べても遜色なく使用することができました。細吹き、広い面の均一な塗装を十分楽しめます。ガンプラ、キャラクターメカ、戦車、飛行機、艦船などバンバン塗ることができます。
 水性ホビーカラーの高性能化とUSB充電の一体型エアブラシによって結実した新しい塗装環境。ぜひ試してみてください!!!

▲水性ホビーカラーのジャーマングレーを使用した例。水性ホビーカラーは塗膜も強いからウェザリングも超楽しめるよ!! シルバーもとってもきれい。エアブラシと組み合わせて、どんどん塗装を楽しもう!!
フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)

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