エレールの黄色い箱は美しい。部屋にあるだけで、プラモ趣味って素敵だなと思えるくらい洗練されている。
美しいライトブルーの成型色。とってもキレイで、このまま形にしたいと思わせてくれる。
プラモデルの箱はこうあるべきだ。温もりのあるイラストに、必要最低限なだけの表記と情報。イラストも完成した模型と全然異なっていたっていい。僕は完成品を買っているんじゃない。プラモを買っているんだからね、箱は旅への切符。何が起こるかをわくわくさせてくれる要素の全てはデザインが握っている
プラモデルの本体はある意味「箱」かもしれないと、僕の先輩は言った。確かに箱に気を使っているプラモは中身も素敵なものが多いはずだ。店頭で僕には輝いて見えた「エレール サーブ91 サフィール」は、箱も中身も最高だった。あなたにも店頭で輝いて見える箱があると思う。そういう模型は、そのまま買って後悔することが絶対にないのだ。