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タミヤミリタリーミニチュア記念すべき100番の栄光を浴びたアニキたちとの再会。「イギリス SAS コマンドカー 1944年」

▲やっぱりこのアニキたちはかっこいいぜ!

 タミヤの1/35スケール戦車模型の中には、イタリアのメーカー・イタレリのキットとタミヤのミリタリーミニチュアのキットをひとつのパッケージに合わせた商品が展開されています。今回ご紹介する「イギリス SAS コマンドカー 1944年」もそんなアイテム。タミヤのフィギュアとイタレリ製のコマンドカーがセットになっています。イギリスの陸軍の特殊部隊でプラモのモチーフとしても最強集団である「Special Air Service」と、彼らの特殊任務の足として、様々な装備が施され大活躍したコマンドカーがセットになったまさに泣けるセットなのですが、もうひとつこのプラモには泣ける要素があるんです。それがこの2人のアニキ。「ワンハンドレッスアニバーサリーアニキ」です。

▲記念すべきタミヤMM100作目「チャーチル・クロコダイル」にセットされたアニキたち。今組んでみてもその魅力は色褪せない!(No.210のチャーチルMk.VIIの中にもひっそりいます)

 キリ番戦車として多くの戦車模型ファンの記憶に刻まれているのが「チャーチル・クロコダイル」です。タミヤのイギリスを愛する気持ちが猛烈に込められているプラモで、タミヤMMの中でもチャーチル・クロコダイルは1/35、1/48(こちらもクロコダイルとして作れます)のどちらでも素晴らしいプラモとして送り出されています。チャーチルの中でも火炎放射装置を搭載した一風変わったタイプがメジャーになっているのもまさにタミヤが「キリ番戦車」として送り出したからでしょう。また戦車発祥の国・イギリスのタンクミュージアムでも、チャーチル戦車は火炎放射装置とともにホールの目立つ場所に展示されています。

▲イギリス、ボービントンのタンクミュージアムに展示されているチャーチル。火炎放射装置の解説などもしっかりされています。チャーチルは様々なバリエーションがあり、この戦車単体で追っかけてもとても楽しいモチーフです
▲手原型らしいシワと人の動き。1977年に生み出されたキリ番アニキを味わえるランナーです。チャーチルのパーツは外され、アニキたちだけが残されています
▲見るからにやれそうなアニキに指示を出すアッチマン。ナイスコンビです

SASの将校の鋭い眼光と地図を持つポーズは、今見ても傑作。その場の空気を支配するような存在感があります。どんなイギリス車両の脇においてもリーダーの存在感を放てるアニキと、それをサポートする指差しアッチマンコンビは、2021年の今でも僕らを魅了してくれると思います。タミヤミリタリーミニチュアのNo.100を飾ったアニキたちのジェントルな佇まいをこの機会に手にしてみてほしいです。

フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。

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