

スーパーでウィスキーを買うときに、オマケでグラスがついてたりすると嬉しい。なんならグラス目当てにいつもと違うウィスキーを買ったりもする。それが意外と何を飲むにもにも使いやすかったりして、お酒を飲む時だけじゃなく、水を飲んだり麦茶を飲んだりする時も使ってたりするような……。ICMのフィギュア(主に1/16スケールのフィギュアプラモ)についてくる台座は、そういうなんにでも合わせられる良いグラスみたいなプラモだった。
台座の上につけるプレートには四つの種類が入っていて、それぞれ特徴のある路面が表現されている。お好みの路面をセレクトして、台座と合体させるって代物だ。正方形の台座にはカーブのかかった装飾(モールディングというらしい)がついていて、まるで機械で削ったように見えるが、真ん中に入る十字のランナーがプラスチックであることを主張している。

プラモデルに使う台座は木製のものやガラスのプレートなど、それ専用に売られているものがいくつもある。ただ、これの嬉しいところは「プラスチック」でできているということ。それは、この精密な路面にも、綺麗なモールディングにも、我々がプラモデルに使うために集めた様々な道具、マテリアル、塗料が使えるということだ。我々の知り得たプラモデルへの知識を駆使すれば、この台座は大理石でも木材でも何にもなりうるということだ。

さてなどんな風に塗装しようか。金属風にしようか、木材風にしようか、それとも石材っぽくしようか。悩んだ末に決めきれず、一方の二面はシルバーでもう一方の二面は木材風に塗装をしてみた。木材風にするためのレシピは以下の記事を参考にした。

世にも珍しい木材と金属のコンビ台座の完成だ。実際に木材と金属でこういうモノを作るのは大変なんじゃないだろうか。こういうのが作れるのも台座がプラスチックだから。プラスチックが違う素材に変化するときに驚きがある。それをより強く感じさせてくれた「なんにでもなれる可能性」を秘めたプラモデルだった。