花金だ!仕事帰りに買うプラモ。1/48MMの新章開幕!! 「ニューアニキ」は伊達じゃない!!!!

▲タミヤ 1/48ミリタリーミニチュアシリーズの新章・開幕ゥゥゥゥッ!!!あれ? でもNo.102?

週末が楽しくなるプラモをフミテシの独断と偏見でご紹介する「花金プラモ」。今週はついにナースホルンでNo.100を迎えた「1/48 タミヤ ミリタリーミニチュアシリーズ」(以下1/48MM)の最新作「No.102 WWII ドイツ歩兵セット」です。No.100のナースホルンと同時期発売なのですが、No.101がいませんね!? こちらはいったい何が来るのか!? という期待も込めながら1/48MMで久しぶりに発売されたフィギュアセットを組んでいきましょう!!

▲令和に爆誕したドイツ歩兵のニュースタンダード。勇ましいアニキやリラックスしたアニキなどナイスなセレクトになっていますよ〜

3D造形を本格的に取り入れてからは初の「1/48MMフィギュアセット」となる本キット。最近の車両のキットにはすでにこの技術が取り入れられたフィギュアが入っており、「このクオリティのアニキセットが欲しいな〜」と流れ星にお祈りしていたら本当に爆誕したのでびっくり! しかも直球のドイツ歩兵です。服の皺や顔の造形などバキバキに進化したアニキたちにうっとりです。

タミヤの戦車模型「ミリタリーミニチュア」はアニキたちがいてこそのシリーズです。今回の完全新規キットはまさに新たな1/48MMの開幕を告げるファンファーレ。1/35スケールとはまた違った魅力がたくさんある1/48MMを始めるには絶好の機会と言えると思います。

▲装備品のランナーが2枚とフィギュア関係が2枚の計4枚。非常に充実した内容です

タミヤの3D造形フィギュアは、実際に軍装した状態でポーズを取ったモデルや装備品をスキャンしたデータを、原型師がプラモとしてさらに魅力あるものに造形した珠玉の逸品です。そんなすごいアニキたちがなんと10人も入ります! 後1人いればサッカーチームの完成で、チャンピオンズリーグが机上で開幕してしまいます。そのうちの7人は、1/35スケールでも立体化されたモデルをベースに、1/48MMの組みやすさなどを盛り込んだアニキになっています。座っているアニキたちが今回の1/48MMで初登場となったモデルです。

▲装備品も超シャープ!!! かなり多めに入っているので、アニキたちに装備させてもあまります。フィギュアセットでもあり装備品セットも兼ねたプレイバリューの高いプラモになっていますよ! やったぜ!!!
▲サイズはこの通り。4cmくらいのフィギュアにこの造形。最高すぎます

やはり注目は「お座りアニキ」でしょう。彼らのパーツ構成がこれまでのフィギュアキットにはない組み味!

▲「遠征、疲れるね〜〜。」「木、いいっすね!」「 尻ぬれないよ。」
▲パッと見ると、下半身が宇宙! どんな風に合わさるのかな? ワクワク
▲お座りアニキを作っているんだな〜と思うのがこのカバン。お尻と一緒に造形されていて、座った時に鞄がずれている様子を表現しています
▲地面と接する部分はまっ平! これで地面と密着だ
▲あぐらがバッチリ決まる秘密!! 右足のふくらはぎの裏あたりに穴があり、左足のくるぶしに軸があります。これがガシッと合わさることでガタつきなく綺麗にあぐらをかくことができます

お座りアニキたちの下半身の工夫が組んでて本当に楽しいです。断崖絶壁のような足の裏側や、複雑な皺同士がぴた〜〜〜って合わさる瞬間とか常にエキサイティングな場面に出くわします。

▲木の台! こういう汎用性のある台がついているの最高です。アニキを座らせるだけでなく、戦車に乗せるアクセサリーにも使えます。台は何個あっても困りません
▲地面だけでなく、車両の上でもくつろげる。車両の時を止めることができるザ・ワールド的な能力もありますね〜。すごいぜ!アニキ

1/35スケールのデータをベースに生まれているアニキたちも、そのまま出しているなんてことはしていません! 1/48スケールだからこその組みやすさを求めたパーツ分割や、精密さのコントロールが行なわれております。分割を変えるって言葉では簡単ですが、分割を変えたことでディテールのデータもそれに合わせて繋がりや方向を整理する必要があるので、「1/35のアニキの魅力を1/48でも体感してもらえるように」という原型師の思いを手で感じることができます。

▲1/48スケールの車両と並べたりした時にしっくり来るディテールの塩梅ってものを見せてくれるアニキたち。組み立ても慣れていればひとり5分、初めての人でも10分あれば組めます
▲これだけ大胆な分割でこの精密な造形。精度もバチピタよ

2003年の「1/48 Pkw.K1 キューベルワーゲン82型」からスタートした1/48MM。飛行機模型と戦車模型が繋がるスケールでもありますが、昨今はこの手のひらサイズだからこそ楽しめる戦車模型の世界の構築に力が注がれているような感じがします。今回のフィギュアセットはそれを象徴しているなと感じました。これだけ最高なアニキたちがいれば、ドイツ軍のコレクションがさらに楽しくなること間違いなし!!! タミヤ1/48MMのニュースタンダードの先導役の爆誕を祝って、今週はアニキたちでぜひ乾杯してください!!!

▲今後のnippperでもきっといろんな遊び方が提案されると思うので、そちらもお楽しみに!!
<a href="/author/fumiteshi/">フミテシ</a>
フミテシ

1983年生まれ。月刊ホビージャパンで12年間雑誌編集&広告営業として勤務。ホビージャパンで様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。「ホビージャパンnext」、「ホビージャパンエクストラ」、「ミリタリーモデリングマニュアル」、「製作の教科書シリーズ」などを企画・編集。