【特集】「水性塗料でプラモが塗りたい!」増刊号/2021年2月のおまとめ便は「水性サーフェイサー」!!

▲2021年2月の主役は「水性サーフェイサー」でした!

 私フミテシは、ちびっこが生まれてから匂いが少ない「水性塗料」にコンバートして模型を楽しむようになりました。その中でいろんな方法を考えて、バンバン使って得た僕なりのノウハウをnippperで公開しているのが「水性塗料でプラモが塗りたい!」のコーナーです。2021年2月は4つの記事をお届けしました。2月はGSIクレオスから発売された「水性サーフェイサー1000」「水性ホワイトサーフェイサー1000」の性能を調べたくて、定番の使い方からちょっとアレンジした使い方まで色々試してみました。この水性サーフェイサーですが、匂いもマイルドですし、傷の発見から塗料の食いつきまでしっかりサポートしてくれるので、水性塗料で塗装をしている人はまさにマストバイ! これから水性塗料に乗り換えようかなと言う人にとってもマストバイ! と言えるものです。各記事のダイジェストを読んでからそれぞれの記事に飛んでみてください。

▲僕が購入したものは全く問題がなかったのですが、物によってはビンから漏れが発生する不具合が生じているものもあり回収されています。不具合がおさまり、市場にまた流通し始めたらぜひ真似してみてください
▲グレーに黒を混ぜればほぼブラックの黒サフが完成!
▲白サフと基本色の色を混ぜれば明度が高く彩度が低いサフが完成!明るい色を綺麗に発色させるのに便利なサフになります

 ビンタイプは「混色」という大きな可能性を秘めています。この水性サーフェイサーですが、水性ホビーカラーベースなので、水性ホビーカラーと混色してもしっかりと使用することができました。グレーサフに混ぜれば暗色系の下地に、白サフに混ぜれば明色系の下地にピッタリ!

▲水性塗料でも白の発色は難しいです。その理由と水性サーフェイサーの効果を掲載しています

 

▲表面を覆うようにグレーを吹きます。水性サーフェイサーはここからきゅっと縮まるような感じでカチッと乾きます
▲左が成型色のまま。右がサーフェイサーを吹いた物。これくらい差があれば、白を塗装した時の発色がとても確認しやすいと思います

 僕は普段はオキサイドレッドやブラックなどのサフをよく使うのですが、「ガンダムの白」だけはグレーサフを使用します。その理由が……

 白の成型色に白を塗ると、発色が確認しにくい!!

からです。また白だけは下地による陰影のメリハリをそこまで出したくなくて、綺麗にフラットに塗りたいということもあり、陰影のメリハリがあまり出ないグレーを選択します。発色が見えるようになるだけで、厚塗りは防げますし、狙ったところに塗料も乗せやすいです。

▲なんで白いサフがでているのか? それは使ってみると一目瞭然!
▲明るい色を塗るパーツに効果絶大

 キャラクターモデルの世界は兵器も色とりどり。ガンダムもトリコロールで青や赤、黄色と鮮やかです。このような色を塗装する時、「白いサフ」を下地に吹くと鮮やかで綺麗な発色を得ることができます。スケールモデルでは白サフはグラデーション塗装でのメリハリを強調するのに明るくしたいところにピンポイントで塗ったりしますが、白サフのメインの戦場といえばキャラクターモデルになると多います。どういった効果を得ることができるのか、ぜひリンクから確認してみてください。

 

▲水性ホワイトサーフェイサーが便利な理由って何? 他のメーカーの塗料を上から塗っても大丈夫?

 水性サフ、もちろん各社の水性アクリル塗料とのマッチングもバッチリです! この記事ではタミヤアクリルで筆塗りする際とシタデルカラーによる染め塗りにおいてビシッと色が食いつくか実験しました。もともとタミヤアクリルの定着力は高いので、サフのプライマー効果が加わりさらにマッチョに食いつきました。やったぜ!

 今まで塗装しにくいと思われてきた水性塗料。しかしその現状は、シタデルやファレホなど海外水性塗料が高性能であるという再発見と、それを受けたうえでの水性ホビーカラーのリニューアルという流れで局面が変わってきました。そこにさらに塗料が塗りやすくなる「水性サーフェイサー」がついに登場したのです。どんどん水性塗料における良い環境が整ってきています。あとは気になっている人は試すだけ! とも言える状況です。ぜひnippperの記事を読んでサクッとやってみてください。思いのほかよくできると思います。絶対に楽しい経験をお約束しますよ。

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フミテシ

1983年生まれ。月刊ホビージャパンで12年間雑誌編集&広告営業として勤務。ホビージャパンで様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。「ホビージャパンnext」、「ホビージャパンエクストラ」、「ミリタリーモデリングマニュアル」、「製作の教科書シリーズ」などを企画・編集。