プラモデルで近道!始皇帝への道。

 こんにちは。たまごんだよ。マイブームはお散歩!

 ある日駅前の少し寂れた商店街をお散歩していたら、営業しているのかも分からない骨董品屋のショーウィンドウの前で身動きが取れなくなっちゃったのよ。

 「 兵馬俑ミニチュア 1体 ¥1,500 」って、兵馬俑が1体1500円で買えちゃうの?お買い得すぎでは?

 みなさんは兵馬俑を覚えていますか?誰もが歴史の教科書で見たことがあるハズです。自分は学生当時からコレクター癖があったので、授業中に大量の人形が並べられた写真を見たときから兵馬俑のことが大好きになったのでした。

 ミニチュアとはいえ憧れの兵馬俑の人形をゲットできるチャンス。しかし、いくらお買い得とはいえコレはミニチュア1体の値段。兵馬俑といえば数千体の人形が並んだ壮観な景色であってこそ。心の中でもう一人の自分が「兵馬俑なんてウチでは飼えません!戻してきなさい!」と言っている。結局モヤモヤしたまま購入を諦めたのでした。

 しかし帰宅後も頭の中は兵馬俑のことでいっぱい。やっぱり買ってくればよかったかなぁ。でも置き場もないしなぁ。何かお気軽に、この溢れる兵馬俑欲を満たせるものはないか。Amazonを眺めてみる。さすがにそんな都合の良いモノが売ってるわけ……

 あったわ。1/50スケールの人間フィギュア100体セット。さまざまなポーズの人形が100体も入ってお値段1000円程度。コレはもう自分だけの兵馬俑が完成したようなものでは!?

 ん?兵 “馬” 俑って・・・馬も必要じゃん・・・

 家におったわ。みんな大好きタミヤの1/35動物セット。動物セットでずっと馬だと思っていたもの、実はラバらしいけれど誤差の範囲でしょ。あとシェパードとブタも足が4本あるから馬要素あるよね。君たちも採用!

 始皇帝なので兵士たちを並べるためには土台が必要だと気付いちゃった。なるべく安価に済ませたかったので近所の100均で木製のベースと紙ねんどを買ってきたよ。

 ベースに紙ねんどをペタペタして兵馬俑坑らしい形にしていく。今の自分はもう誰にも止められないのだ。我が帝国の馬たちもランナーから切り取られて準備万端である。

 塗装をするため、兵士たちを両面テープで割り箸に貼っていく作業が一番大変だった。接地面積が少なすぎるため目を離したスキに剥がれ落ちるし、エアブラシで塗料を吹き付ける際もわずかな風圧で吹き飛び塗装ブースの壁に叩きつけられる兵士たち。軍隊に犠牲はつきものなのだ。

 塗装の終わった兵士たちを、兵馬俑の写真を参考にそれらしい配置で土台へ貼り付ける。しかしここでも人形の接地面積の少なさが仇となり、貼ったそばからへにゃへにゃと倒れていく。我が帝国の軍隊は腰抜けしかおらんのか!始皇帝らしく喝を入れながら無理やり起立させるのだ。

 こうして夢にまで見た兵馬俑が自宅に爆誕した。(遠目で見れば)誰が見ても兵馬俑そのものである。しかもコレはレプリカではなく自分だけの軍隊。この軍隊が存在する限り、自分は始皇帝でいられるのだ。

 「今すぐにコレが欲しい!」「無いものは自分で作ろう!」というエネルギーを持って全速力で体当たりするようなモデリング、みなさんは最近できていますか?

たまごん
たまごん

ごく稀に真面目にプラモデルを作るらしいが、基本的には酒の力を借りながら夜な夜なミキシングでモンスターを生み出す等の活動に力を入れている。