
プラモのメッキパーツは塗装で表現できない金属感を演出してくれるナイスでありがたい処理なのですが、いくつかの難点があります。
まずランナーからカットした部分は絶対にメッキが剥がれた状態になってしまうこと、次にメッキ面は普通のプラモ用接着剤が効かないので接着したい部分のメッキを剥がす必要があること、そして自分で好きな色に塗装するのが難しいことが挙げられます(また、パーツのシャープさが失われてややディテールが丸まってしまうパターンもしばしば見受けられます)。諸刃の剣〜。
今回作ろうとしているキットはあえて自分で考えた色に塗装したいと思い、メッキを剥がして製作することにしました。行くぜ!






深めの容器に漂白剤を注いでパーツをひとつひとつ切って漬け込むというテクもありますが、これならジップロックと少量の漂白剤だけでスコーンとメッキが落ちてくれる上にパーツの破損や紛失の可能性も低くなります。
注意点としては「メッキの上(もしくは下)にクリアー塗装が施されている製品もある」ということ。この場合は溶剤でクリアーの層を落とさないとメッキが取れません。心配な場合はランナーの一部を切り取ってテストしてから実施しましょう。また、シェイクする前にジップロックはしっかりと密閉し、施工後は漂白剤をしっかり水洗いすること。
ほんの少しの漂白剤で結構な面積のランナーからメッキを落とせるこの方法、昔センパイから教わったのですが、意外と周囲に知ってる人がいなかったのでこちらで紹介しておきます。さーて、塗るぞ!!
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