その違いを見極めろ!ガイアノーツ製塗料の「フタ」が念願のリニューアルだ!

 ガイアノーツの塗料はミリタリー調のものからポップなものまで、全部「ツヤあり」がラインナップされているのが最高。さらに隠蔽力の高い顔料や特殊な効果をもつ顔料を使ったスペシャルな塗料もラインナップしていて「模型用塗料は価格が統一されているから顔料の性能がどうしても高級画材に勝てない場合がある」というのを打破しているところも嬉しいです。どの色がどんなふうに好きなのかは追い追いここでも書いていこうと思いますが、今日はフタの話。

▲前からみたらほとんど違いませんが、この2つ、決定的にフタが違います。

 ガイアカラーはこれまで「スクリューキャップ+内蓋」という構成でした。これは気密性を高めて塗料をダメにしてしまわない、瓶のフチを徹底的に拭いておかなくてもまあキャップが開く、というメリットがありましたが、当然ながら瓶を塗れる状態にするのに2アクションが必要です。

▲こちらは従来品。PP製の内蓋があります。

 内蓋、手で開けると99%の確率で指に塗料が付くし、ペンチ的な工具で開けても裏返してそのへんに置いておくしかなく、ややもすると塗料の付いた面が机の上に落下して惨事……(製作中の模型に触れたりすると大惨事……)ということもしばしば。

 しかし、このたび登場以来のこの方式が大リニューアルされました。スクリューキャップと内蓋が一体化した、GSIクレオスやタミヤのカラーと同じような構造になったのです。これはすごいことなんですよ……製造インフラ構築からコスト計算から全部やり直さなければいけないし。

▲こちらがリニューアルした瓶。内容物はいままでと同じです。

 ガイアカラー、使い勝手のいい好きな色があれば積極的に導入していたんですが、どうしても瓶を開けるのが2アクションになってしんどい……。ここだけがネックだったのですが、ついに「作業のテンポが他のメーカーの塗料と揃う」という悲願が達成されたわけです。ありがとう、おめでとう!

▲内蓋の中央が凹んだ形状になっているのがわかるでしょうか。

 内蓋は凹面鏡のような形状になっているので、「ちょい塗り」のときは溶剤やリターダーを少量含ませた筆でここをパレット代わりに使用することも可能です!嬉しすぎる!!

▲左が従来品、右がリニューアル品

 見分け方はカンタン。従来品はフタの上がツルツルで、リニューアルしたキャプを装備しているのはガイアノーツのロゴが入っています。

 現在は従来品とリニューアル品が史上に混在している状況なので、模型店の棚でも新旧キャップは順次入れ替わっている最中です。これからガイアカラーを買うときは、フタの天面をよーく見て、模型のテンポを倍にしていきましょう!

<em><a href="/author/kalapattar/">からぱた<br></a></em><a rel="noreferrer noopener" href="https://twitter.com/kalapattar" target="_blank">@kalapattar</a>
からぱた
@kalapattar

模型誌の編集者やメーカーの企画マンを本業としてきた1982年生まれ。 巨大な写真のブログ『超音速備忘録』http://wivern.exblog.jp の中の人。