figmaと一緒にサイクリング? マックスファクトリーから自転車のプラモが出るぞ!

 マックスファクトリーより私たまごんのもとへ「新発売キットのレビューよろしく!」と射出されたのは今年11月に発売予定、完全新規金型のプラモデル「figma+PLAMAX ロードバイク(全2色)」のテストショット。ただいま絶賛予約受付中なのですが、キットがどんな感じなのか紹介してほしい〜ということなので、紹介します。

 届いた1/12スケールのキットを眺めてみると、これがなかなか考えられた分割や適度なパーツ数。私自身これまで実物のロードバイクは何台も組み立ててきましたが、ロードバイクの”プラモデル”は初めて組むことになるので早くもワクワク。

 ……でも家で普通に組み立てるのももったいない。このキットをもっともっと楽しむ方法を考えた結果、「自分で組んだロードバイクに乗って、プラモデルのロードバイクを組みに行こう!」ということになりました。なに言ってるんでしょうね。

 前日までの梅雨らしい天気が一転、この日はいかにも夏といった感じの青空が広がりました。今回付き合ってもらうのは自慢の愛車・DE ROSAのアイドルくんに決定!(ロゴのハートマークがかわいいのだ)

 バックパックにカメラや模型用の工具類、そしてロードバイクのキットを詰め込んで目指すはサイクリングロードの先にあるお気に入りの公園です。

 実際のロードバイクは、クルマやオートバイと比較すると部品の数はもちろん少ないのですが、軽量化や空気抵抗低減を考慮した複雑な形状の部品が多くなっています。

 こちらのキットはそんなロードバイクを少ないパーツ数で再現するため各コンポーネントの一体成型や、組みやすくするための分割にメーカーのこだわりが感じられて好印象!

 公園に到着し、イイ感じのテーブルにキットと工具を広げて組み始めてみると、ホイールや変速機、チェーンが複雑に絡み合う後ろ三角の分割方法に「おぉ~、そうきたか!」と思わず感動。

 また、レバーや変速機のディテールがとにかくリアルでニヤニヤが止まりません。ペダルもペロペロキャンディー(業界用語)だったり、”分かってる” 仕様なんです。自転車の模型ってこういうところが省略されがちなイメージなので嬉しくなっちゃいます。

 炎天下の公園で汗を拭いながら、約30分ほどの作業時間で完成!せっかくなのでダウンチューブにnippperロゴの自作デカールを貼ってみました。

 写真を見て既にお気付きの方もいるかと思いますが、ディスクホイール仕様を再現できるパーツも付属してます。そうです、推しのキャラクターステッカーを作って貼れば、みんな大好き「痛チャリ」仕様にもできちゃうんですよ。もちろんプラスチックモデルなので使い慣れた塗料を使って塗装もOK!

 1/12スケールということで、figmaとの相性も抜群です(そのためのキットですもんね)。他にもHGスケールのガンプラと絡ませたり、1/10スケールのカーラジコンに装着したキャリアに載せたりしても楽しそうな予感がします。

 今回は家でヒマしてた助手の方に、サイクリングに付き合ってもらうことにしました。……でもその恰好は暑くないかしら?

 再び走り始めたものの、あまりの暑さに早くもベンチでドリンク休憩です。私は優しいので助手の分の知的飲料も買ってあげました。キットにはしっかりボトルケージも付いているので走行中の水分補給もバッチリ。

 こちらのキットは軽量エアロフレームにディープリムホイールを装着しているので平地巡行はもちろん、ちょっとした登りもラクラクとのこと。しっかり休憩したので残りの距離も安心です。早く帰ってシャワー浴びようね。

 本作は「ロードバイクなんて乗ったことないよ!」という方でもニッパーがあれば気軽に組み立てられお気に入りのフィギュアと絡ませたり、私のように実際にロードバイクに乗っている方は「ええパーツ使ってますなぁ…」とニヤついてしまう内容になっております。

 ちなみに「ライムグリーン」は一般販売、「スカイブルー」のバージョンと、合わせて遊ぶと楽しい「figma エミリ サイクルジャージver.」はグッドスマイルオンラインショップ限定販売となるのでそちらもチェックしましょう!

▲figmaと自転車を組み合わせて遊ぶとカワイイ!

 組んでしまった日にはサイクリングに行きたくなってしまうこと間違いナシなプラモデル、今すぐ予約してあなたも体験してください!!またね。

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たまごん

ごく稀に真面目にプラモデルを作るらしいが、基本的には酒の力を借りながら夜な夜なミキシングでモンスターを生み出す等の活動に力を入れている。