ニッパーやデザインナイフ以外にパーツを切断するのに最高のツールがあります。それがのこぎり!しかも今回ご紹介する「ハイパーカットソー」は模型製作に最高にチューンされたのこぎりなんです。しかも刃の厚みが0.1mmなので、カットしたもパーツの形状を損なうこともありません。すごくきれい!このすんごいのこぎりを、多数の模型誌で活躍する模型大好き・けんたろうお兄さんに解説してもらうぞ!
どこからでも切りこめる鋭い切れ味、そして刃の厚みが0.1mmとほとんどパーツに影響を与えないという性質。そして切れ味もすごく、どんなパーツでも一刀両断。本当に改造のときに頼りになります。うちではすでに2代目です。
このハイパーカットソーの刃先にはいろいろなパターンがあります。自分はこの先端がカーブしているスタイルが好みです。長方形の刃先よりも狙った位置に刃を入れやすいからですね。上の写真のような複雑なカットも可能です。
とにかくこのハイパーカットソー、改造や切断のお供にとても良い工具です。その証拠に、なんと弦楽器の名器「ストラディバリウス」の修理工が買っているそうな……。切り代がほとんどないので、名器を損なうことなく修理できるからだとか。ハイパーカットソー恐るべしですね。
各模型誌で笑顔を振りまくフォトジェニックライター。どんな模型もするする食べちゃうやんちゃなお兄さんで、工具&マテリアルにも詳しい。コメダ珈琲が大好き。