こんばんは、向井秀徳です(違)。冷凍都市ならぬ風都からお届けいたします。


パピコ、雪見だいふく、キットカット。共通する特徴はなんでしょう〜カチカチカチカチはい時間切れ!!正解はふたりでパッキリ分けられるお菓子でした〜。いいですよね分けられるお菓子。そんなお菓子のように、パートナーと、お子さんと、職場の仲間と。ふたりで分けて作ってハイパー楽しいプラモがあるので皆さんに見せます。
オレ?一人で組みました……。
嫁さんの鏡を拝借して撮影したので上の写真は完全にウソなのですが、このプラモは仮面ライダーの半身がふたつ入っていて、合体させると仮面ライダーサイクロンジョーカーになるという構成になっています。実際はこう。

菅田将暉と桐山漣、ふたりが好きな方を組んで最後に合体するという遊びかたができるというエクストリームなプラモとなっており、ランナー構成も色がパカーっと分かれているのでとにかく組んでシール貼ると良い景色が生まれます。



で、半身ではなく一体のアクションフィギュアとして組むこともできるしそれはそれでめっちゃポーズとか取って遊べる(というかまあそっちが普通の遊び方としてまず説明書では書かれています)のですが、下の写真のパーツを見たら「え、普通に組むよりまずこっちで遊びたい!」と思いませんか。オレは思いましたね。

頭〜胴体のパーツを固定する板状のパーツからいろいろな形のダボが突き出ています。一度ふつうのアクションフィギュアとして組み立てたあとにバラバラに分解し、外装パーツをポチポチとこの板にくっつけていくことで、ふたつの半身が出現します。
(腕と足は動きますが、当然胴体はこのカタチに固定されます。この固定というのがいい。ポーズがビシッと決まって、モノとしての剛性感も出て、本来的な意味での「模型!」という感じがするので。)




いわゆるロボットプラモってだいたいが左右対称で右腕組んだら左腕組まなきゃいけないし、右脚組んだら左脚組まなきゃいけないし、ああもうめんどいな〜と思うことがあるんですが、この仮面ライダーは左右で色の違うやつが合体するというとんでもない設定を取り入れることで菅田将暉と桐山漣を文字通りダブル主役にしたとう恐ろしい番組。オレはアホなので緑色の右腕を組んだあとにまったく同じ構成の黒い左腕を組んでいたら「お、なんか新鮮!」と思ってしまった。ガンダムも左右で色が違うともうすこしモチベーションが維持しやすくなるのではないだろうか(暴論です)。

半割れじゃなくてちゃんと可動フィギュアとして組んだらどうなるんだよ!というのはまあいっぱいレビューとかあるだろうしバンダイホビーサイトに行って確認してもらえばそれで済むので、今回はこのプラモの最大のバリューである「半固定の半身ライダーをそれぞれ作って最後に合体させてたのしい!」という遊びを紹介しました。オレはエターナルが好きです(左右同色やないかい!)。
……ということで、現在はヒートメタルとルナトリガーも同じシリーズで発売されていますので、好きなフォームを選んでパートナーやお子さんや会社の同僚と遊んでみて下さい。ぜひ。
■BANDAI SPIRITS Figure-rise Standard 仮面ライダーW サイクロンジョーカー (税込3,520円)