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プラモの箱を飾りたい/タミヤ RA273という「名画」とその中身。

 タミヤ1/12ホンダRA273のボックスアートは痺れるほどカッコいい。力強さと緻密さが完全に同居したパッケージイラスト。クルマが持つ横長のイメージを裏切る縦配置によって、日の丸を強烈に印象付ける俯瞰構図。新雪の美しさを思わせる空間と、洗練されたタイポグラフィ。箱の側面には正面の情報を補う、車両側面の美しいイラストと作例。「箱」が完璧すぎてもうね、箱を飾りましたよ。壁に。いや、キットの思い出、その全てをです。

 箱を開けると作ったキットと説明書の一部が見えるように細工しました。偶然にも箱に収まる車高だったので上手くいきましたね。名画のような箱絵と、その正体。いや、パッケージとはまるで違う中身の方こそフィクションかもしれない。どちらにしろ、その両者と、それを繋ぐ説明書までもがないまぜになって共存している様はまるでキットの粗煮という趣。イイ気分です。どうやって煮込んだかというと、こんな具合です。

 説明書を分解して、両面テープで下箱の底に貼り付けます。その後、箱の一部をくり抜きます。

 私の部屋は石こうボードにクロスの壁でして、画鋲でもよかったんですが、壁に跡を残さないコマンドタブを選択。本来の使い方とは違いますが、タブが隠れる様に箱の裏に貼りました。後で撤去したいときに下敷きか何かを差し込んで剥がせる位置です。

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 矩(かね)を見ながら、クロスの切れ目を避け、下箱を壁に貼り付けます。そして箱をくり抜いた部分の壁に直接フックを取り付けました。これもコマンドタブ用のフックです。角度調整が可能なタイプですが、こちらに付属しているコマンドタブは壁紙用ではないので、先ほどの壁紙用を流用しています。

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 そこに完成したプラモを引っ掛ければ完成です。RA273の裏、エンジンを支えるフレームにちょうどフックが引っかかるんですよ。あとは箱のフタを被せて、中身を鑑賞したい時にパカっと開けてはまた閉めるのです。お気に入りの箱を捨てるに捨てられない問題と、飾るスペース不足問題も一挙に解決です。中身が常に見られない事が弱点過ぎるのですが、これもまたひとつの完成形という事で。ボックスアートに痺れたら、皆さんも是非。

ハイパーアジアのプロフィール

ハイパーアジア

1988年生まれ。茨城県在住の会社員。典型的な出戻りモデラー。おたくなパロディと麻雀と70’sソウルが大好き。

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